04/25
2025
Fri
旧暦:3月27日 大安 癸 
産業・経済
2020年7月4日(土)9:00

マンゴー、パインで元気に/宮古郵便局で出荷式

豊作見込み、品質も上々


関係者が一列になって宮古島産のマンゴーとパインを手渡し、車両に積み込んだ=3日、宮古郵便局

関係者が一列になって宮古島産のマンゴーとパインを手渡し、車両に積み込んだ=3日、宮古郵便局

 宮古郵便局(津嘉山正一局長)で3日、「宮古島産マンゴー・パインゆうパック出荷式」が行われた。職員や生産農家、県、市の関係者らが参加し、夏の味覚の本格的な出荷シーズンの到来を喜んだ。参加者たちは「宮古島産の果実を届けることが全国に元気を届けることになる」として、ゆうパックによる出荷を祝った。

 同局によると、昨年のマンゴーの出荷実績は2万270個。今期は豊作が見込まれることから、2万6000個の出荷を予想している。また、近年人気が上がっている宮古島産パインについても、例年とほぼ同数の約2000個の出荷を見込んでいる。

 出荷式で津嘉山局長は「新型コロナの影響でこの出荷式の開催も心配したが、無事に出荷ができて安心している。人はおいしいものを食べると自然と笑顔になり、幸福感を感じる。宮古のマンゴーとパインと一緒に笑顔と喜びも届けられることを期待している」とあいさつした。

 県内外にマンゴーをPRするイベント「マンゴー共和国」大統領の下地敏彦市長も「宮古島の青空の下、太陽の光を浴びたおいしいマンゴーとパインが全国に届けられることをうれしく思う。ゆうパックで全国に届けられることで消費拡大につながることを期待している」と話した。

 マンゴー生産農家を代表して辺土名忠志さん(へんとな農園代表)は「新型コロナの影響がどうなるか不安だったが、こうして出荷式を迎えて安心している。今年のマンゴーは例年以上の品質になっていると思う。おいしい宮古の果実を迅速かつ安全に届けてもらうためにも配達の際にはコロナの感染、熱中症にも気を付けてほしい」と呼び掛けた。

 参加者たちは、横一列に並んで全国に発送されるゆうパックを順々に手渡して車両に積み込み、車両は全員に見送られ出発した。

 式後は、参加者に宮古島産のマンゴーとパインが振る舞われ「やっぱり宮古のマンゴーとパインは最高だね」などの感想が聞かれた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!