03/17
2025
Mon
旧暦:2月17日 赤口 甲 
社会・全般
2020年8月31日(月)8:58

お参りは基本、外で/祥雲寺

3密回避 コロナ禍の旧盆


旧盆の3日間のお参りは基本、堂内に入れず外で行うこととなった=30日、祥雲寺

旧盆の3日間のお参りは基本、堂内に入れず外で行うこととなった=30日、祥雲寺

 新型コロナウイルスの感染者が7月末に島内で初めて発生し、現在も断続的に感染者が確認される中で迎える今年の旧盆(31日~9月2日)。島内でも感染拡大防止が叫ばれる中、今年は供養の方法も変化を強いられている。例年、迎え日、中日、送り日の3日間、多くの人がお参りに訪れる市内の臨済宗妙心寺派祥雲寺では今年、堂内でのお参りを行わず基本は外で行うとし、理解を求めている。

 岡本恵道副住職は「これまで堂内でやっていた一連の旧盆のお参りはすべて外でやってもらうことが基本になる。新型コロナ感染予防の措置なので理解してほしい」と呼び掛ける。

 祥雲寺によると、例年は1日150人程度が入れ代わり立ち代わり堂内に訪れて、線香を立てて、お供え物をするなどしていた。

 さらに、一部は飲食をしながら堂内でしばらく時間を過ごしていたという。

 岡本副住職は「訪れる人たちを堂内に入れると3密になりかねない。さらに、訪れる人たちの多くが高齢者なので、感染予防の観点からも今回は外でのお参りをお願いしたい」と理解を求めた。

 寺の堂内で線香を立てて、お供え物をしていた風景が今年は新型コロナの影響で消え、先祖の出迎えはすべて外で行うこととなった。

 岡本副住職は「来年の旧十六日祭ぐらいからは新型コロナの影響がなくなって、例年通りになることを願っている。そのためにも今回の旧盆については外でやることに協力してほしい」と訴えた。 


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年3月14日(金)9:00
9:00

観光シーズン到来へ

観光協、来月6日海びらき   宮古島観光協会(吉井良介会長)は13日、同協会で記者会見し、今年の海びらきを4月6日に下地与那覇の前浜ビーチで開催すると発表した。「第47回サンゴの楽園未来まで 集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」を皮切りに宮古島では本格的な…

2025年3月13日(木)9:00
9:00

各専門部が進捗状況報告

第39回トライ専門委全体会議   第39回全日本トライアスロン宮古島大会の第3回専門委員会全体会議が12日、市役所で開かれた。各専門部の部長らが集まり、事務局から取り組み経過や地震・津波発生など緊急時の対応などの説明を受けた。大会副実行委員長の久貝順…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!