05/23
2025
Fri
旧暦:4月25日 仏滅 辛 
教育・文化
2020年10月4日(日)8:59

あいさつは「心の懸け橋」/岩本さん(平良中3年)

新聞配達通し実感/日本新聞協 エッセーコンテスト入選


新聞配達に関するエッセーコンテストで入選を受賞した岩本さん=2日、平良下里

新聞配達に関するエッセーコンテストで入選を受賞した岩本さん=2日、平良下里

 日本新聞協会は9月30日、第27回新聞配達に関するエッセーコンテストの入賞者を発表した。県内からは唯一、本紙配達員の岩本理紗子さん(平良中3年)の「心の懸け橋」が中学生・高校生部門で入選を受賞。エッセーでは新聞配達中にあいさつが心と心の懸け橋であることを実感したエピソードを紹介し、高評価を得た。岩本さんは「受賞の知らせは驚いた。あいさつを返してもらい、うれしかった気持ちが表現した」と笑顔で語った。

 同コンテストは、新聞配達や新聞販売所に関するいい話、心温まるエピソード、新聞配達の経験などを400字程度にまとめるもの。全国から6065点の応募があり、3部門で計点が受賞した。

 エッセーでは、新聞配達中に出会う人全てにあいさつしているが、一人だけあいさつを返さない女性がいたことを紹介。毎日あいさつを続けることで、11カ月後には女性があいさつを返してくれたことを振り返っている。

 エッセーで岩本さんは「これからも新聞配達をしながらあいさつの輪を広げていきたい。もらったあいさつを糧に新聞配達を頑張りたい」とつづった。

 岩本さんは、陸上の100㍍障害の県大会王者。大会翌日は疲労で配達がきつい日もあるという。満天の星空や日の出など美しい光景を目の当たりにすることが、気持ちの切り替えになっている。

 新聞配達もエッセーの応募も父の大輔さんがきっかけ。大輔さんも学生時代に新聞配達したことが良い経験になり、理紗子さんに勧めた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月15日(木)9:00
9:00

ガイドライン認証制度推進/サスティナブルツーリズム連絡会

持続可能な島・観光と環境の両立のためのガイドライン周知・運用などに取り組む、宮古島サスティナブルツーリズム連絡会の2025年度第1回連絡会が14日、宮古島ICT交流センター(旧下地庁舎)で行われた。関係団体の代表者が今年度上半期などの取り組みについて意見交換し…

2025年5月14日(水)9:00
9:00

「魅力的観光地の地位確立」

入域観光客数過去最高で見解/市長定例会見   嘉数登市長は13日、市役所で定例記者会見を開き、2024年度入域観光客数(推計値)が119万3000人となり、過去最高を更新(既報)したことを踏まえ「本市が国内外から注目される魅力的な観光地として地位を確…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!