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政治・行政
2020年11月19日(木)9:00

統一候補に座喜味氏/次期市長選

市政刷新会議が決定/近日中にも出馬要請へ


マスコミの質問に答える(右から)新里氏、國仲氏、島尻氏=18日、市内

マスコミの質問に答える(右から)新里氏、國仲氏、島尻氏=18日、市内

 来年1月の市長選挙に向け、統一候補擁立を目指す市政刷新を求める一部保守系とオール沖縄の関係者で構成する市政刷新会議の候補者人選協議が18日、市内の事務所で行われ、統一候補については前県議の座喜味一幸氏(70)で一本化することを決定した。近日中にも関係者が座喜味氏本人に出馬を要請し、受諾すれば22日にも出馬表明会見が行われる見込みとなっている。

 この日の会議では、オール沖縄側から選考のテーブルに乗っていた島尻誠市議がこれまでの経緯について報告し、座喜味氏で一本化できるとの見解を示したという。

 会議後の会見で、オール沖縄側の國仲昌二県議は「さまざまな角度から検討した結果、経験値、知名度の面からも座喜味氏を統一候補とすることを私たちとしては全会一致で決定した。出馬要請を受諾してもらえれば正式に私たちの候補となる」と話した。

 刷新保守側でオール沖縄側と調整を進めてきた元市議の新里聡氏は「ようやく一枚岩となって市政刷新のために取り組める環境が構築できた。現在の市長はかなり市民とかけ離れた行政、市政運営をしている。市民にもそれに対する不満が充満している。それが大きな塊になれば必ず勝利できる」と意欲を示した。

 また、出馬に対する座喜味氏の反応について、新里氏は「これまでに本人ともいろいろな課題を協議してオール沖縄側とも擦り合わせをしてきた。今回の出馬要請を断る理由はないので受諾してもらえると思っている」と話した。

 会見に同席した島尻氏も「これまで座喜味氏とも直接、統一候補となる条件についていろいろなことを擦り合わせた。農業行政を含めバランスの取れた政策について共通理解ができたことで統一候補としてまとめることができた」と話した。

 そのほか、刷新保守側から選考のテーブルに乗っていた元市総務部長の安谷屋政秀氏は次期市長選への対応について「まだどうするか分からない」と話した。

 統一候補擁立に向けた同会議のこれまでの協議では、市政を奪還する強い意志を持っている▽玉城デニー知事と連携できる▽必ずしも十分な理解が得られていない陸自駐屯地配備、弾薬庫建設については知事と連携し丁寧な説明を国に求める-を候補者の条件とすることについて、双方で確認されている。


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