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政治・行政
2021年3月30日(火)9:00

伊良皆氏が出馬表明/人口減少の解決強調

産業振興など7政策示す/多良間村長選


村長選に出馬を表明する伊良皆氏(前列左から3人目)=28日、塩川集落センター

村長選に出馬を表明する伊良皆氏(前列左から3人目)=28日、塩川集落センター

 【多良間】現職村長の伊良皆光夫氏(65)は28日、村塩川にある塩川集落センターで会見し、任期満了に伴う村長選(6月15日告示、同20日投開票)に出馬することを正式に表明した。伊良皆氏は村民所得の着実な向上につながる産業の振興など七つの基本政策を示し、「村の課題解決、人口減少という難局を乗り越えていく」と決意を示した。後援会長には豊見城玄淳氏が就いた。

 伊良皆氏は「任期中の数多くの事業執行により事業費は約160億円となった。経済活動は活発になり、1人当たりの村民所得も年々伸びている。村民の幸せのために強い意志を持って取り組んできた」と2期8年間の実績を強調した。

 そして「産業、教育の振興、医療、介護、福祉の充実、水あり農業の実現、新型コロナ対策などを推し進める。村民と共に本村の課題解決と人口減少という難局を乗り越え、すべての人が心豊かに住み続けられる『ゆかり°村』を築きたい」と述べ、村政継続に意欲を見せた。

 続いて後援会長の豊見城氏が「これまでの8年間村政のかじ取りをしてきた実績のある伊良皆氏と、全く未知数の新人。次の4年間の村のトップにはどちらが信頼できるか。答えは決まっている。伊良皆氏の勝利のために皆さんの支援と協力を頂きたい」とあいさつした。

 会場には5月に行われる村議会議員選挙の出馬予定者や村民が駆け付け、宮国正明青年部長の音頭で、伊良皆氏の当選を願い力強く「ガンバロー三唱」を行った。

 【基本政策】①村民所得の着実な向上につながる産業の振興②心豊かで個性が輝く人づくり③生涯にわたる健やかな暮らしを支え合う村づくり④心豊かで安全・安心に暮らせる村づくり⑤交通・通信体系の充実強化⑥人口減少・過疎化対策⑦希望と活力あふれる豊かな村作り。

 伊良皆 光夫氏(いらみな・みつお)1955(昭和30)年5月25日生まれ。65歳。多良間村塩川出身。琉球大学短期大学部卒業。79年宮古郡農協に就職。2005年に同農協退職し同年7月に多良間村助役に就任。12年10月多良間村副村長解職。13年7月多良間村長へ就任(2期目)。


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