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産業・経済
2021年7月14日(水)8:59

市役所に「夕方市」/営業自粛中の店に解放

きょうから出店募集開始/市観光商工課


昼食時間帯は職員や来庁者、周辺施設の関係者らでにぎわっている市役所の弁当販売エリア。夕方も利用が可能になる(資料写真)

昼食時間帯は職員や来庁者、周辺施設の関係者らでにぎわっている市役所の弁当販売エリア。夕方も利用が可能になる(資料写真)

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言等が延長されたことを受け、市では19日から営業自粛中の市内飲食店に夕方の市庁舎の一部を開放する。「夕方市(アララガマ市)」として、日中は弁当販売のキッチンカーなどが並んでいるスペースで車両等による飲食物を販売する場として提供する。出店には応募が必要で、募集開始はきょう14日から16日正午まで受け付ける。市観光商工課では多くの出店を呼び掛けている。

 募集は車両販売として12店舗(1店舗当たり約11平方メートル)、テーブル販売4店舗(同4平方メートル)の計16店舗。出店料は無料。営業方法は車両からの販売かテーブルなどを設置して販売する。時間は午後5時~同7時30分まで。テーブル等で販売する際には各店舗が持参する。

 出店資格は市内で▽保健所の営業許可がある▽店内に飲食するスペースのある店舗で緊急事態宣言で営業自粛等に応じている-で、出店に当たり、市庁舎での料理は禁止となっており、販売するものは各自の店舗で調理し持参する。また、アルコール類の販売は不可。

 応募は市のホームページか同課で用意している出店申請書に必要事項を記入の上、営業許可証とともに郵送(提出期限必着)か持参する。申請後、市観光商工部で審査を実施する。また、出店枠を超える申請があれば抽選で決定する。

 同課ではこの取り組みを通して「営業自粛中の飲食店を支援し、島内の消費喚起につなげたい」と強調。これまでも飲食店から営業について相談などもあったことから「島内の飲食店にはおいしいものがたくさんある。そういった店舗に出店してもらいたい。多くの市民に足を運んで買い求めてほしい」と呼び掛けた。

 「夕方市(アララガマ市)」の問い合わせは同課(73・2690)まで。


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