給食に地元産マンゴー/市内全小中学校
子供たち「おいしい」
「マンゴーの日」の15日、宮古島産の加工用マンゴーが市内の全小・中学校の給食に提供された。急速冷凍されたマンゴーを頬張った児童生徒たちは「おいしい」「冷たくて甘い」などと大喜び。地元産の特産品に笑顔で舌鼓を打った。
この取り組みは「宮古島市農林水産物流通・加工に関する実証事業」で、JAあたらす市場と協力して実施。今後は野菜や魚なども提供していく考えだ。
島で生産された農産物の流通、加工に関する課題や効果を検証し、地産地消の拡大につなげるとともに、生産者の所得向上を図ることを目的としている。
冷凍マンゴーは食べやすくカットされており、「マンゴーの日」に合わせて全小中学校の児童、生徒、教職員に提供された。
このうち西辺小学校の給食の様子が、報道各社に公開された。児童たちはカメラを向けられると恥ずかしそうに、マンゴーを食べていた。余ったマンゴーはじゃんけんによって争奪戦が繰り広げられた。
仲間隆晴君(6年)は「マンゴーはおばあの家でよく食べている。冷たくて甘くておいしかった。また食べたい」と笑顔で話した。