社員ら献血3000人達成/大米建設
県赤十字センターなど表彰
【那覇支社】献血活動に取り組む大米建設(仲本靖彦社長)が16日、献血者数3000人を達成した。同日、那覇市の本社前で同社や協力企業の社員が献血し、金城貴文さん(T・K企画)が3000人目となった。金城さんと、その前後の知名康広さん(同)、翁長豊さん(沖縄コカ・コーラボトリング)の3人を同社と県赤十字センターが表彰し、記念品を贈った。
同社によると、第29回目の活動となる同日は、社員や取り引き先企業の社員など271人が受け付けして216人が献血に協力し、献血者数は累計3175人となった。
同社は、1993年から献血活動に協力。2007年の第15回活動では、06年から2年連続で、全国建設業災害防止大会の優良賞を受賞したことを記念し、施工に関係した取り引き先企業への感謝を込めた社会貢献として大規模な献血活動を展開し、約300人が協力したという。
同社では、献血者数3000人を達成したことを踏まえ、「皆さんが提供した貴重な血液は、輸血を必要とする医療患者等の新たな血液となり、その尊い命を救うだけでなく、救命医療の一翼を担い、社会全体を支える大きな力になる」と献血の意義を強調した。
その上で、「これからも社会に貢献できる企業を目指して社員一同、努力していく。今後とも末永いお付き合いをよろしくお願いします」と今後の活動に意欲を示している。