夏休み中に子供たちに接種を/コロナワクチン
保護者に協力呼び掛け/宮古島市
12歳以上の市民を対象にした新型コロナウイルスワクチンの集団接種が7日、市役所で行われた。7月に接種した人の2回目の接種日だったが、1回目の市民の接種にも対応した。市新型コロナウイルスワクチン接種対策室によると、この日の接種の内訳は、1回目が384人、2回目が858人の計1242人だった。同対策室では、夏休み中に児童生徒たちの接種を終えるよう呼び掛けており、保護者らに協力を求めている。市役所での集団接種は8日も午前8時30分から行われる。予約なしでも当日、会場で受け付け可。
2回目の接種を終えたという60代男性は「安心しているが油断は禁物という気持ちで、これまで通りマスク着用などの感染防止対策はしっかりしていきたい」と話した。
同対策室では、接種後に見られる症状として▽注射された箇所の痛みや腫れ▽筋肉や関節の痛み▽発熱や頭痛-などを挙げ、症状がつらい場合は痛み止めや解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン、カロナール、タイレノール、風邪薬など)を服用し、数日間は様子を見てほしいと話している。症状が重い場合や3日間たっても良くならない場合はかかりつけ医などへ相談するよう呼び掛けている。
副反応に関する相談は県新型コロナウイルスワクチン専門相談センター(電話098・894・4856)まで。受付時間は平日、休日ともに午前9時~午後5時まで。