03/18
2025
Tue
旧暦:2月19日 友引 丙 
政治・行政 社会・全般
2021年8月22日(日)8:59

オゾンガス発生装置で除菌/市消防本部

救急搬送体制を強化/新型コロナ

 
 市消防本部はこのほど、「CT計搭載オゾンガス発生装置」を導入し、新型コロナウイルス感染症に伴う救急搬送体制を強化した。オゾンガスで救急車内の感染防護衣に付着したウイルスからの二次感染を防ぐことや、除菌・消毒作業の効率化と時間短縮で迅速な出動体制を整えた。同本部は、1月から8月19日までに新型コロナウイルス感染症患者および感染症疑いのある患者92人を搬送している。

 同本部はこれまで、救急車内はアルコールや次亜塩素酸ナトリウムなどを使い手拭きしていた。

 手作業の時間は約1時間半を要し、隊員の労力や次の出動体制に向けての時間短縮が課題となっていた。

 同発生装置を導入したことで除菌作業時間は20~30分に大幅に短縮された。

 さらにオゾンガスを使用しての除菌のメリットとして同本部は▽気体なので手の届かない隅々まで除菌可能▽付着した菌やウイルスに対して有効▽精密機器がある場所でも除染可能-などを挙げている。

 オゾンガス発生装置は3台導入した。購入額は約370万円。市消防本部ほか、上野、伊良部の両出張所にも設置した。

 市消防本部が所有する救急車両は4台。感染リスクを低くするため、新型コロナで陽性と判断された患者を搬送するための専用車両として1台を確保してある。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年3月14日(金)9:00
9:00

観光シーズン到来へ

観光協、来月6日海びらき   宮古島観光協会(吉井良介会長)は13日、同協会で記者会見し、今年の海びらきを4月6日に下地与那覇の前浜ビーチで開催すると発表した。「第47回サンゴの楽園未来まで 集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」を皮切りに宮古島では本格的な…

2025年3月13日(木)9:00
9:00

各専門部が進捗状況報告

第39回トライ専門委全体会議   第39回全日本トライアスロン宮古島大会の第3回専門委員会全体会議が12日、市役所で開かれた。各専門部の部長らが集まり、事務局から取り組み経過や地震・津波発生など緊急時の対応などの説明を受けた。大会副実行委員長の久貝順…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!