10/11
2024
Fri
旧暦:9月9日 大安 戊 
産業・経済
2011年8月10日(水)9:00

生産基盤の拡大に全力/農業振興会総会

TPP参加反対の取り組み強化


11年度の事業計画などを決めた定期総会=9日、JA宮古地区機械化営農センター

11年度の事業計画などを決めた定期総会=9日、JA宮古地区機械化営農センター

 宮古地区農業振興会は9日午後、JA宮古地区機械化営農センターで2011年度定期総会を開いた。11年度はサトウキビをはじめ畜産、野菜・果樹など各分野における生産基盤の拡大を事業計画の柱に据え、農家所得の向上を図る。議論再開が予想される環太平洋経済連携協定(TPP)に関しては「参加反対」の取り組みを強化する。


 総会では10年度の事業報告と収支決算書の承認および11年度の事業計画案と予算案を審議した。

 10年度事業報告ではサトウキビで4年連続30万㌧台の実績を挙げたが、野菜関係は台風や年明け以降の低温、不安定な気象条件の影響で「例年に比較して厳しい年度になった」とした。

 11年度事業計画では、サトウキビの春植え・株出し面積を拡大し、宮古地区全体の生産目標を38万㌧に設定することを決めた。

 野菜・果樹は生産量2762㌧、販売金額は8億3700万円に設定。マンゴーは集荷・輸送体制の確立を計画に据えた。

 畜産は商標登録された宮古牛を内外にPRする。口蹄疫など家畜伝染病については侵入防止に万全を期すため、引き続き防疫体制を強化していく。

 予算は収入、支出ともに594万8000円(前年度比51万9000円減)とした。収入は各団体の分担金456万1000円、繰越金88万7000円などを計上して構成した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月21日(土)9:00
9:00

地域クリエイターに学ぶ/商工会議所

講師に中村、安田さん/新商品開発セミナー   宮古島商工会議所は19日、地域クリエイターと一緒に考える特産品ブラッシュアップ&新商品開発セミナーを同所で開催した。中村美樹さん(クリエイティブファクトリー・パパラギ)、安田澄江さん(ミヤコブライド)らが…

2024年9月17日(火)9:00
9:00

泡盛の消費拡大狙う/沖縄国税事務所プロモーション

台湾富裕層対象に/鍾乳洞見学や試飲会   沖縄国税事務所は16日、大型クルーズ船の寄港に合わせた泡盛の消費拡大プロモーションを宮古島で初開催した。クルーズ船の乗客38人が酒蔵バスツアーに参加。城辺砂川の多良川を訪れて泡盛を貯蔵している鍾乳洞を見学した…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!