12年度予算案など承認/県市議会議長会
宮古島で定期総会 下地議長ら議長会表彰
県市議会議長会(会長・永山盛廣那覇市議会議長)の第147回定期総会が25日、市内のホテルで開かれた。財政調整基金を新設する議案や2012年度の予算案、次期定期総会開催地についてなど協議した結果、いずれも全会一致で原案通り承認した。永年在籍議員ら対象の議長会表彰では合計105人が対象となっていることが報告され、下地明宮古島市議会議長ら総会出席対象者に賞状などが贈られた。
同会には県内11市の市議会議長と議会事務局長らが参加。定期総会は年に2回、持ち回りで開催されていて、宮古島市では2006年7月の127回以来、5年ぶり2回目の開催となる。
開会に先立ち永山会長が「各地域の皆さんは地方議会が抱える課題を見据えて奮闘していると思う。今会議が実りあるものとなるよう協力お願いします」とあいさつした。
開催市を代表して下地議長が「皆さんを心から歓迎します。今、政策変動のまっただ中にあり、地方議会の役割、責任はますます大きくなっている。国と地方が力を出し合い支え合っていくこと、各市の協力関係をより緊密なものとすることが大事」と呼び掛けた。
会議では2011年度の補正予算案、総額1406万6000円となる12年度予算案、次期定期総会を12年8月に浦添市で開催すること、12年度の年間計画案などを審議し、いずれも全会一致で原案通り承認。12年度は10月に宮古島市で市議会議員・事務局職員研修会が開催される。
一般、特別を合わせた宮古島市議の受賞者は10人で、29日に開催される市議会臨時会で表彰伝達が行われる。
宮古島市議の受賞者は次の通り。(敬称略)
▼一般表彰
【議員8年以上】砂川明寛▽前里光恵
【議員12年以上】下地明▽嘉手納学▽佐久本洋介▽新里聡
▼特別表彰
【議員20年以上】新城元吉▽平良隆▽上地博通
【議員24年以上】下地智