ゴーヤーの共選基準確認/JA
農家ら集い「目ぞろえ会」
JAが島外に出荷しているゴーヤーの共同選別基準の統一を図る「目ぞろえ会」が15日、JAおきなわ上野集荷場であった。市内4カ所の集荷場で働く職員や、農家ら約50人が参加。ゴーヤーの実物を見ながら、色や形、長さ、太さなどについて選別基準を確認した。
ゴーヤーは、10月12日から出荷をスタート。現在本格化して、目ぞろえ会となった。
説明には、JAおきなわ宮古地区営農振興センター農産部の与那覇悟・営農指導員が当たった。与那覇さんは、共同選別は市場の信頼を得るための大事な作業なので、サイズや品質をしっかり統一するよう職員らに指示。農家には、収穫が遅れて果実が大きくなり過ぎると、見た目は立派でも規格外品になると、注意を促した。
ゴーヤーの出荷は、来年3月ごろピークに入り、6月末まで続く。2011年度産の販売は数量500㌧、金額2億円を計画している。
宮古島市は、2007年にゴーヤーのブランド産地化を視野に、拠点産地に認定された。現在ではブランドの条件とされる「定時、定量、定品質」の「品質」に高い評価を得て、宮古島産は毎年、高値安定で推移している。