04/30
2025
Wed
旧暦:4月3日 赤口 己 
産業・経済
2011年12月27日(火)9:00

苗、上々の作柄/葉タバコ

仮植ほぼ終了


仮植作業をする伊志嶺さん=26日、上野名加山

仮植作業をする伊志嶺さん=26日、上野名加山

 2012年産葉タバコは、苗を鉢に移す仮植をほぼ終えた。畑での植え付けは、来年1月下旬に始まる。各農家は植え付けに向け、畑の畝に黒いビニールを張る作業を急ピッチで進めている。


 12年産葉タバコは、今月上旬にJAの育苗ハウスで種をまき、葉が4枚ほど出て、自家用ハウスに移し仮植となった。

 葉タバコ栽培歴35年の伊志嶺喜徳さん(76)=上野名加山=は「今年の苗は5、6年に1回できるかどうかの最高の作柄。葉が丸い。農協の職員の管理が良く、素晴らしい苗ができた。これから晴れの日が続けば、ますますいい苗になる」と話した。

 11年産の葉タバコは、収穫最盛期の5月に襲来した台風2号に葉を吹き飛ばされ、壊滅的打撃を受けた。伊志嶺さんによると、経費分さえ収穫できなった人も多い。後継者の二男には「不作の翌年は必ず豊作になるので、頑張れ」と激励しているという。

 宮古地区の12年産葉タバコ耕作者数は、日本たばこ産業(JT)の作付け廃止募集に伴い、11年産の163人より24人減り139人となった。宮古全体の栽培面積は、572㌶。地区別の面積と耕作者数は平良60㌶(16人)、城辺205㌶(41人)、下地130㌶(31人)、上野113㌶(28人)、伊良部43㌶(14人)、多良間21㌶(9人)となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月23日(水)9:00
9:00

多良間島、3部門で上位/マリンダイビング大賞

「初めて行きたいエリア」1位/スキューバダイビング専門ウェブサイト   【多良間】年間125万人が利用するスキューバダイビングの専門ウェブサイト「マリンダイビングWEB」が発表した「マリンダイビング大賞2024」の年間ランキングで、多良間・水納島が「…

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!