03/28
2024
Thu
旧暦:2月19日 友引 辛 
産業・経済
2012年1月5日(木)9:00

トウガンなど初出荷/JA

高値と輸送の安全祈念


高値取引を願い「万歳三唱」をする参加者たち=4日、JAおきなわ

高値取引を願い「万歳三唱」をする参加者たち=4日、JAおきなわ

 JAおきなわ宮古地区野菜・果樹生産出荷連絡協議会(真壁恵修会長)の2012年初荷式が4日、JAおきなわ宮古地区本部で行われた。初荷はゴーヤー(宮古方言名・ゴーラ)3㌧やトウガン5㌧、サヤインゲン0・2㌧の計8・2㌧。農家や農業関係者らが集まり高値販売や輸送の安全、ブランド産地化などを祈念した。今期は出荷量2700㌧、販売額8億3000万円を計画している。


 宮古地区の冬春期野菜の出荷は、10月中旬のゴーヤーを皮切りにスタートした。長引く景気低迷などの影響が懸念されたがゴーヤー、トウガンを中心に宮古産野菜への引き合いは強く、販売は好調に推移しているという。生産面は、曇天長雨の生育への影響が懸念されている。

 真壁会長はあいさつで、食の安全性に対する要望は、依然として高いと強調。「今年も安全、安心はもとより定時、定量をモットーに、儲かる農業の実現に努めたい」と抱負を述べた。

 TPP(環太平洋連携協定)については、沖縄のサトウキビや青果物にも多大な影響が予想されるとし、農家の生活を守るための活動を展開していく姿勢を示した。

 県宮古農林水産振興センターの仲宗根盛和所長や、宮古地区農業振興会の下地敏彦会長があいさつし、ゴーヤーやトウガン、カボチャなど拠点産地認定品目のブランド産地化などを祈念。JAおきなわの岡村幸男宮古地区本部長は「冬春期拠点産地としての責任を果たすべく、農家や関係機関と連携を密に、取り組みを強化していく」と安定生産出荷へ方針を示した。

 下地総合スポーツクラブの迫力ある「初荷太鼓」に続いて、「万歳三唱」の気勢を上げ、初荷を送り出した。


カテゴリー一覧

観光関係

2024年3月24日(日)8:59
8:59

きれいな前浜宣言へ

海びらき向けビーチ清掃/宮古島観光協   宮古島観光協会(吉井良介会長)は23日、与那覇前浜ビーチで31日に開催する「2024海族まつり・第46回サンゴの楽園未来まで集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」に向けてビーチクリーンアップ活動を同ビーチで行った。会…

2024年2月22日(木)8:59
8:59

市に地域創生金賞/楽天トラベルアワード

市長「知名度さらに」/2宿泊施設も高評価   楽天グループが運営する旅行予約サービス「楽天トラベル」はこのほど、国内の登録宿泊施設や自治体を表彰する「楽天トラベルアワード2023」を発表した。宮古島市が「楽天トラベル地域創生賞ゴールドアワード」を受賞…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!