充実の1日に乾杯/ワイドーマラソン
選手たち「来年も参加」/表彰式、交流会で笑顔
第22回宮古島100㌔ワイドーマラソン大会の表彰式・交流パーティーが15日夜、上野体育館で開かれた。100㌔、50㌔、21㌔の各部男女3位までの選手らに賞状などが贈られたほか、参加者らはみんなで乾杯を行い、自身や仲間の健闘をたたえ合った。
同パーティーには大会に出場した参加者やその家族、関係者らが多数、参加。大会長を務める下地敏彦市長は「ワイドーマラソンは、参加者がレース後もまた、会場に集まって交流会ができるのが良いところ。完走できなかった人もいると思うが、来年こそは完走目指して頑張ってほしい。充実した一日だったと思う。ご苦労さまでした」とあいさつし選手たちをねぎらった。
表彰式では、21㌔の部男女3位までには市議会の平良隆議長から、50㌔の部男女3位までには長濱政治副市長から、100㌔の部男女3位までと島内1位、年代別1位には下地市長から賞状と副賞などが手渡された。
交流パーティーは全員による乾杯でスタート。参加者らは仲間たちとマラソン談義に花を咲かせたり、今回のレースについて振り返るなどしながら互いの健闘をたたえ合った。
千葉県から参加した小畑喜彦さん(58)は、今回が4回目の出場。「毎年、正月明けのこの大会をメーンレースにして楽しんでいる。宮古の大会は島を挙げて歓迎してくれる雰囲気が楽しい。レース中、サトウキビ畑で作業している人が手を休めて応援してくれるのもうれしい。70歳になるまで出場したいと思っている」と語った。
兵庫県から初参加の松田睦さん(51)は、脱水症状を起こしてしまい途中でリタイアした。「水分補給はしていたが、うまくいかず救護の人にお世話になってしまった。エイドステーションはたくさんあって良かった。もっとスポーツドリンクを飲んでおくべきだった。悔いが残る大会となってしまったので、来年リベンジをしに来たい」と再チャレンジを誓った。
パーティーではステージアトラクションや抽選会も行われ、会を盛り上げた。