政治・行政
2012年1月21日(土)9:00
6月1日告示、10日投開票/県議選
【那覇支社】県選挙管理委員会は20日、今年6月24日の任期満了に伴う県議選(定数48)を6月10日に執行すると発表した。告示日は同1日。
多良間村を含む宮古島市区(定数2)では、現職で自民の座喜味一幸氏(62)が党本部と県連から第1次公認を、同じく現職で無所属の奥平一夫氏(62)は社大の推薦をそれぞれ受けており、臨戦態勢を整えつつある。元職の坂井民二氏(62)も出馬に意欲を示している。
2期目に挑戦する座喜味氏は20日、本紙の取材に対し「6月10日を目標に定めて組織固めに入りたい」と語った。
3期目を目指す奥平氏は「日程が決定し、いよいよという気持ち。身が引き締まる思い」と述べた。
出馬が取りざたされていた与党市議の嘉手納学氏(46)は「後援会の皆さんとも話し合いをした結果、今回は出馬はしないことに決めた」と明言した。
前回(2008年)選挙では、新人の座喜氏と現職の奥平氏、元職の坂井氏による三つどもえ戦で行われ、与野党が1議席ずつを獲得し改選前と変化はなかった。投票率は66・45%だった。