05/14
2025
Wed
旧暦:4月16日 先勝 壬 
政治・行政 社会・全般
2012年4月10日(火)9:00

発射時で大会は中断/トライ大会 選手の制止は強制せず

北朝鮮ミサイルで競技委


ミサイル発射対応を協議した、トライ競技委員会=9日、市総合体育

ミサイル発射対応を協議した、トライ競技委員会=9日、市総合体育

 第28回全日本トライアスロン宮古島大会の第3回競技委員会(本村博昭委員長)が9日、市総合体育館で開かれた。15日の大会当日に北朝鮮が「衛星」と称して12~16日に発射を予告している弾道ミサイル対応について協議。発射された場合は発射情報が発せられ次第、大会を中断し、危険が除去された段階で再開することを決定した。ミサイルは発射から十数分程度で上空を通過することも確認した。





 出場選手への伝達はJアラート(全国瞬時警報システム)を中心に大会役員らが拡声器や旗などで知らせるが、競技している選手を強制的に制止はさせない。各種目とも競技を中断するか継続するかは選手の判断に委ねることとした。


 情報伝達は、水泳競技の場合、Jアラートの通知を受けた市危機管理対策室(室長・安谷屋政秀総務部長)からトライ実行委の水泳本部に電話連絡を入れ、水泳会場の船舶、フロート、水上バイク、レスキューボードに拡声器や旗、笛などで伝達する。選手へはミサイル打ち上げから8分程度で通知できる見込み。


 自転車競技は選手が陸上で競技しているため、Jアラートから市防災無線を通して発射などの情報を発する。水泳競技同様、市危機管理対策室から大会実行委の自転車部に電話で伝達する。選手への通知に要する時間は3~4分程度を見込んでいる。


 両競技で全選手の競技中断を強制するのは、危険が伴う可能性が高いとの判断から、実行委は中断の通知をし、中断するか否かの判断を選手に委ねた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月7日(水)9:00
9:00

思い出と共に帰路へ/宮古空港

連休最終日Uターンで混雑   最大11連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りでのんびりした時間を過ごした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に「また遊びに来たい」な…

2025年5月1日(木)9:00
9:00

子どもは無料や半額

児童福祉週間で各施設   最大11連休となるゴールデンウイーク(GW)が始まっている。入域観光客数がコロナ禍以前に戻りつつある宮古島では多くの観光客が訪れ、各空港が混雑しているほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れなどでにぎわいを見せ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!