04/20
2024
Sat
旧暦:3月12日 友引 甲 
教育・文化
2012年5月16日(水)9:00

友愛の心を学んで/県立宮古病院

高校生20人が看護体験



看護師の指導で車いすの移動を学ぶ生徒たち=15日、県立宮古病院

看護師の指導で車いすの移動を学ぶ生徒たち=15日、県立宮古病院

 県立宮古病院(安谷屋正明院長)は15日、「看護週間」にちなみ高校生を対象として「ふれあい看護体験」を実施した。体験を通して看護に興味を持ち、看護の道に進むきっかけや目標を持つ機会にしようというもの。生徒たちは職員の指示に従って車いす体験や患者の世話、保育、病室のシーツ交換などを実際に行い、看護の仕事に理解を深めていた。



 全員が白衣に着替え名札を着用、髪を整えてオリエンテーションに臨んだ。本永英治副院長はあいさつで「人の助けを必要とする人たちが病院にはたくさんいる。共存共栄が人間社会の目的。これから学ぶ看護の仕事をきっかけに、自分の将来を考えてほしい」と述べた。


 照屋清子看護部長はプレゼンテーションで看護部の紹介や病院の理念、組織について、看護師の仕事のことなど詳しく説明した。ナイチンゲールの誕生日5月12日を前後して約2週間、国が「看護週間」として1991年制定したことなどを話し、「将来は、魅力のある看護師の仕事を選んでほしい」と付け加えた。


 生徒たちは、実際に車いす移動のための予備知識を職員に指導してもらい、二人一組で実践した。体験学習では5班に分かれ、患者とのコミュニケーションや車いす散歩、食事介助などを行い、すっかりナースになりきっていた。病院1階奥の壁にある「ギャラリーでいご」では、看護週間にちなみ、看護師の活動などを紹介している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!