06/14
2025
Sat
旧暦:5月19日 大安 甲 
教育・文化
2012年7月3日(火)9:00

「仕事の大変さ分かった」/西辺中2年生

13人が職場体験に励む


顕微鏡で幼生に与えるエサを観察する与那覇琉音君(手前)。左奥は下地政好君=2日、平良狩俣の海業センター

顕微鏡で幼生に与えるエサを観察する与那覇琉音君(手前)。左奥は下地政好君=2日、平良狩俣の海業センター

 西辺中学校の職場体験学習が2日から始まり、2年生13人が水産業や畜産業などの現場で多様な仕事を学んでいる。生徒たちは初めての体験に戸惑いながらも意欲を持って与えられた仕事に従事。真剣な表情で職業の学習に励んでいる。体験学習は6日まで。


 職場体験学習は、生徒たちに職業観や勤労観を身に付けさせることが狙い。働く人々との関わりを通して職業人としての規則や礼儀作法、正しい言葉遣いを学ぶ目的も兼ねる。

 生徒を受け入れているのは、海業センターやペット美容室、書籍販売店、菓子店、保育園、学校など。

 このうち、平良狩俣の海業センターでは与那覇琉音君、前泊和也君、下地政好君の3人が学習。与那覇君はタイワンガザミ種苗生産の仕事を手伝い、その生態や栽培方法を学んだ。

 ガザミの幼生(卵からかえった子が親と違う形をしている時の呼称)や、その幼生が食べるワムシ(動物性プランクトン)を顕微鏡で観察するなどしてガザミの成長過程も学習した。

 与那覇君は「ガザミの幼生がとても小さくてびっくりした」と感想。「仕事の大変さが分かった。将来は水産業の仕事に就きたいのでしっかりと学びたい」と意欲を見せていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年6月4日(水)9:00
9:00

8月就航を市に報告/台北-下地島

スターラックス航空日本支社長   台北(桃園)-宮古(下地島)線を8月22日から就航させる、スターラックス航空日本支社の王雲翔支社長は3日、下地島エアポートマネジメントの鶴見弘一社長らと共に市役所を訪れた。砂川朗副市長に就航を報告し、台湾と宮古島、双…

2025年5月29日(木)9:00
9:00

24年度旅客数、過去最高に/下地島空港

年間49万6000人が利用/前年度実績を17%上回る   第20回下地島空港活性化協議会(会長・嘉数登市長)が28日、市役所で開かれた。同空港や宮古圏域の活性化に向けた施策の協議や同空港の現況などについて意見交換などが行われた。下地島空港の現況では2…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!