10/14
2024
Mon
旧暦:9月11日 先勝 庚 
産業・経済
2012年9月6日(木)9:00

県助成「元気プロジェクト」に採択/JTA商事

宮古島の着地型商品開発事業で


県の「元気プロジェクト」助成対象に選ばれたことを報告するJTA商事の小浜総務部長(左から2人目)ら同社の関係者=5日、宮古毎日新聞社

県の「元気プロジェクト」助成対象に選ばれたことを報告するJTA商事の小浜総務部長(左から2人目)ら同社の関係者=5日、宮古毎日新聞社

 県の2012年度助成事業で、沖縄への観光誘客を目的とした事業を助成する「元気プロジェクト」にJTA商事(佐藤学社長)が独自に進めている「島の宝は観光の宝(宮古島・久米島・離島着地型商品開発マーケティング事業)」が採択され5日、同社の小浜琢也総務部長ら同社関係者が宮古毎日新聞社を訪れ、採択決定を報告するとともに、現在、宮古島で進めている「宮古島・島の宝マーケティング会議」への意気込みなどを話した。同日、同会議の第3回会合を市内のホテルで開催した。


 沖縄振興一括交付金措置の県「元気プロジェクト」は、民間企業や市町村、NPO法人などを対象に助成希望者を募集。助成総額は3億2000万円で、1件当たりの上限は3000万円となっており、事業予算の3分の2までを助成する。76件の応募があり、このうち22件が採択された。

 助成決定を報告した小浜部長は、沖縄、宮古のツアー商品は、従来型の「青い海、青い空」を売りにした商品が多く、島しょ間の差別化ができていないことを指摘。宮古島の着地型ツアー商品は、これらを払拭して新たな発想の展開を図るため、「外部からの発想ではなく、島の人が『宝』だと思えるものをコンセプトにしブランド化したい」と述べた。

 同社では、年内にも着地型宮古ツアーの商品化を図り、旅行パックの一部をツアーに組み入れるよう本土大手旅行代理店向けアピールする考えだ。モニターツアーを来年1~3月には実施したいとしている。

 また、現在、24企業・団体で組織する「島の宝マーケティング会議」の拡大を目指すことから、広く会議に参加できる個人や企業を募っている。問い合わせ先はJTA商事宮古営業所(電話・0980・73・5691)担当・久貝まで。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年10月12日(土)9:00
9:00

広島から初のチャーター便/JTA

ツアー客112人来島   日本トランスオーシャン航空(JTA)が運航する広島-宮古チャーター便が11日、宮古空港に到着した。ツアー客ら112人が2泊3日の日程で宮古観光を満喫する。同社によると11月は広島を含め4地域からチャーター便が就航するという。

2024年9月21日(土)9:00
9:00

地域クリエイターに学ぶ/商工会議所

講師に中村、安田さん/新商品開発セミナー   宮古島商工会議所は19日、地域クリエイターと一緒に考える特産品ブラッシュアップ&新商品開発セミナーを同所で開催した。中村美樹さん(クリエイティブファクトリー・パパラギ)、安田澄江さん(ミヤコブライド)らが…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!