宮古空港施設を見学/「空の日」で親子イベント
宮古空港や航空機に親しんでもらおうと、「空の日(20日)・空の旬間(20~30日)」にちなんだイベント「管制タワー見学など空港施設バスツアー」(主催・宮古空港管理事務所・『空の日』・『空の旬間』宮古空港実行委員会)が22日、同空港で行われた。親子連れら100人余が参加。万が一に備えた化学消防車や航空管制業務の役割などを学んだ。
「空の日」は、1940(昭和15)年に制定された「航空日」が始まりとされる。この年の「航空日」は9月28日に行われたが、41年に航空関係省庁間協議で9月20日に決定された。
さらに民間航空再開40周年に当たった92年(平成4)年、9月20日が「空の日」、同20~30日が「空の旬間」として設けられた。今年で20年。宮古空港でのイベントは2年ぶりの開催となった。
参加者らは、バスで空港の制限区域内に移動。化学消防車の試乗会では、子どもたちは運転席に座り、うれしそうな表情を見せていた。
気象現業室では飛行機が約250㌔の速度で浮き上がることなどを学んだ。
親子3人で参加した銘刈梨香さんは「子どもたちが飛行機に関心を示していたので、とても良かった。来年も参加したい」と笑顔だった。