07/11
2025
Fri
旧暦:6月17日 仏滅 辛 
イベント
2012年9月27日(木)9:00

また週末台風か/ツールド中止、「なりやま」延期に

各種行事に影響


 台風17号の影響で30日に開催予定だったツール・ド・宮古島ロードレースの中止が決まった。前日29日のサイクリングも取り止めになるなど、週末に予定されていた各種行事が延期や中止に追い込まれた。「週末台風」は15号(8月)、16号(9月)に次ぎ3度目。相次ぐ行事の変更に主催者側では「またかという感じ」と頭を抱えている。



 今年で5回目となるツールド宮古島には713人がエントリー。うち、7割近い473人が県外からの参加者だった。


 大会長を務める下地敏彦市長と大会事務局は26日、緊急会合を開き「強風などで競技が危険になる可能性がある」「島外からの参加者が多くスケジュールに無理が生ずる」-などを理由に中止することを決定した。実行委員には電話で連絡し承認を得たという。


 事務局となる市商工物産交流課では競技中止を受け、参加者たちにメールや電話で伝えるなど対応に追われた。
 また、友利インギャーで30日に予定されていた「なりやまあやぐまつり」は10月8日に延期。関連行事の「前夜祭」は取り止めとなった。


 実行委では「海上での舞台設営ができないことや、島外からの参加者が多いことから早めの延期を決定した」と話した。出場予定者60人にはすでに電話で延期を知らせたという。


 実行委のメンバーは「今年は十五夜に当たり、月の輝く下での祭りを期待していたが…」と残念そうだった。


 26日現在で延期となった催しは「伊良部高校学園祭」、中止は「労働安全衛生アピール駅伝」「親子シュノーケル体験活動」で、運動会や講座、スポーツ競技などの催しは台風の進路を見ながら27日以降に決定する方針だ。


 30日に予定されている「野原マストリヤー」「来間ヤーマスプナカ」、同日から始まる池間、西原、佐良浜の「ミャークヅツ(宮古節)」は開催の方向で準備が進められている。


 西原の字長、佐久田盛光さんは「ミャークヅツは旧暦8月か9月の最初の甲午に行うのが習わし。沖縄本島からも大勢の人が参加する予定だが、台風の影響で飛行機の便がどうなるのか心配だ」と話した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年7月8日(火)9:00
9:00

フレーム切手の販売開始

宮古の風景や「まもる君」使用/郵便局   日本郵便沖縄支社(那覇市、金城努支社長)は7日、交通安全を願ったオリジナルフレーム切手を販売開始した。夏の観光シーズンを前に、安全運転で観光を楽しめるよう宮古島地区交通安全協会と協力して作成。色鮮やかな宮古島…

2025年7月5日(土)9:00
9:00

水難、交通事故注意を

外国人観光客に啓発活動/宮古島署など   宮古島署、宮古島海上保安部、市、宮古島地方気象台は3日、下地島空港で「水難事故および交通事故防止」の啓発活動を合同で行った。韓国と香港からの到着便に合わせ、署員や職員がパンフレットなどを配布し事故防止を訴えた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!