04/19
2024
Fri
旧暦:3月11日 先勝 癸 穀雨
産業・経済 社会・全般
2010年6月30日(水)14:40

島産マンゴー本格出荷/郵便事業会社宮古島支店 

甘い果実を試食し笑顔の子どもたち

甘い果実を試食し笑顔の子どもたち

ブランド確立に期待
2万8600箱、全国へ発送

 今期宮古島産マンゴーの本格的な出荷が始まった。郵便事業会社宮古島支店は29日、初荷式を開き、初日分としてゆうパック500箱約1㌧を出荷。多くの関係者とともに今期産の初荷を祝った。同支店では今期、前年に比べて30%アップの2万8600箱を全国各地に出荷する。今期の出荷量は宮古島全体で約420㌧を予想、地域ブランドの確立に向けて出荷量を伸ばし続けている。
 
 初荷式は同支店特設会場で行われた。下門日出男支店長は「甘くてフルーティーな宮古島産のマンゴーは、県内外で高い評価を得ている。これは生産者の情熱と栽培技術の向上に向けた日々の努力の結果」と強調した。その上で「生産者の売り上げを伸ばすため、これからもお手伝いをしていきたい」と話し生産者のマンゴーを全国の消費者へ安全に届けることを約束した。
 
 郵便局会社を代表した下地郵便局の与那覇寛信局長は「(宮古島産マンゴーの)ネームバリューを広げ、地域活性化に寄与できれば幸い」と述べた。長濱政治副市長も激励に駆け付け「ゆうパックで全国津々浦々に宮古島産マンゴーを届けてほしい」と話した。
 
 生産者代表の辺土名豊一さんは「全国各地で待っている消費者に迅速かつ安全にマンゴーを届けてほしい」と安全輸送を期待した。
 
 関係者によるテープカットおよび初荷伝達が行われ、初荷マンゴーが輸送トラックに積み込まれた。集まった関係者は拍手で初出荷を祝い、マンゴー生産に伴う地域経済の活性化に期待を込めた。
 
 試食会も行われ、オープニングセレモニーで踊りを披露した花園幼稚園の園児がマンゴーを試食。甘い果実を口いっぱいにほおばりながら、飛び切りの笑顔を見せていた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!