05/14
2025
Wed
旧暦:4月16日 先勝 壬 
教育・文化
2012年10月28日(日)9:00

市民の力作一堂に/総合文化祭が開幕

家族連れなど芸術の秋 満喫


会場には市民の力作が多く展示されている=27日、市中央公民館

会場には市民の力作が多く展示されている=27日、市中央公民館

 第7回宮古島市民総合文化祭一般の部(主催・市、市教育委員会、市文化協会)が27日、「創造する市民の文化」をテーマに、市中央公民館で開幕した。展示は28日午後5時まで。会場には市民が出品した力作や大作が展示され、来場者は気に入った作品の前で足を止めて鑑賞していた。


 会場には丹精込めて育てた盆栽や、心と気持ちを込めた生け花、短歌や俳句、写真など市民の力作が展示されている。生活文化部会は工夫を凝らした郷土料理などの展示、試食を行っている。同公民館2階会場には書道部会の力強く洗練された作品や、絵画部門の大作、織物部門の体験コーナーなどが設けられている。展示部門の参加部会は盆栽、園芸、茶道、織物、華道、書道、美術、文芸、生活文化、写真の10部会。

 開幕に先立ち行われた開会式で長濱政治副市長は「市民の生活にゆとりができれば、このような文化祭が開催でき、また継続できる。ぜひこの豊かな文化を享受してほしい」。また、文化協会の大城裕子会長は「文化祭を通して、多くの皆さんが文化・芸術の楽しさや素晴らしさを体感してほしい」とそれぞれあいさつした。市生涯学習部の平良哲則部長が川満弘志教育長のあいさつを代読した。

 宮古島市議会の平良隆議長は「多くの人が来場し、作品に触れ、文化の創造意欲を高めてほしい」と祝辞を述べた。

 郷土歴史部門は11月10日に平良図書館北分館で郷土シンポジウムを開催する。発表部門は11月25日に音楽祭、12月2日に芸能祭をマティダ市民劇場で開催する。

 表彰式は28日午後3時からは市中央公民館で行われる。

 文芸部会の入賞者は次の通り。(敬称略)

 【俳句部門】市長賞=根間昌清▽教育長賞=池田きみえ▽優秀賞=長濱千佳子▽佳作=下地ひろ子、砂川孝子、上地絵美

 【短歌部門】市長賞=伊志嶺マサ▽教育長賞=砂川節子▽優秀賞=下地吉子▽佳作=宮国トミ、佐渡山カズ子、川田定子、狩俣淳子、砂川京子


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月7日(水)9:00
9:00

思い出と共に帰路へ/宮古空港

連休最終日Uターンで混雑   最大11連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りでのんびりした時間を過ごした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に「また遊びに来たい」な…

2025年5月1日(木)9:00
9:00

子どもは無料や半額

児童福祉週間で各施設   最大11連休となるゴールデンウイーク(GW)が始まっている。入域観光客数がコロナ禍以前に戻りつつある宮古島では多くの観光客が訪れ、各空港が混雑しているほか、島内各地の行楽地では観光客に加えて地元の家族連れなどでにぎわいを見せ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!