04/25
2024
Thu
旧暦:3月17日 先勝 己 
イベント
2012年10月30日(火)9:00

伝統の島歌会場に響く/宮古民謡協会第6回芸能祭

「豊年の歌」を披露する新人賞受賞者たち=28日、マティダ市民劇場

「豊年の歌」を披露する新人賞受賞者たち=28日、マティダ市民劇場

 宮古民謡協会(本村博昭会長)の第6回芸能祭が28日、マティダ市民劇場で開かれた。「響け みゃーくぬ唄ごころ」をテーマに、同協会会員をはじめ市内の民謡研究所や舞踊研究所のメンバーら約250人が出演し、島唄や踊り、太鼓を披露した。会場に訪れた多数の市民や観光客らは、ステージで演じられる数々の伝統芸能を堪能した。


 宮古民謡協会の芸能祭は2年に1度、開催されていて、演奏曲は宮古民謡に限定されていない。6回目となる今回は同協会会員と沖縄宮古民謡協会役員による「とうがにあやぐ」と「大世栄」で幕開け。踊りは久田流家元久田多嘉子舞踊研究所のメンバー、太鼓は松堂亨氏が務めた。

 あいさつに立った本村会長は「今回は歌者約200人と舞踊や太鼓の先生らを加え総勢約250人が舞台で演じる。(今年の宮古民謡コンクールの)新人賞、優秀賞、最高賞に輝いた人が晴れのひのき舞台で歌を披露する。最後まで島歌、民謡、太鼓の世界を堪能してほしい」と語った。

 長濱政治副市長は「地域のかけがえのない民謡を歌い継ぐことは私たちの責務。今回、日ごろの練習成果が披露されるのでみんなで応援してほしい。宮古民謡を多くの人に知ってもらい、宮古を理解してもらおう」と呼び掛けた。

 今年9月に開かれた宮古民謡コンクールの新人賞受賞者たちは「豊年の歌」を、優秀賞受賞者たちは「酒田川」、最高賞受賞者たちは「とうがにあやぐ」を歌と三線で合唱。宮古民謡協会役員は「家庭和合」、沖縄宮古民謡協会役員は「與那武岳金兄小」を披露したほか、最後は出演者全員によるフィナーレで締めくくった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月21日(日)8:54
8:54

「宮古横丁」がプレオープン/観光スポットに期待

ホテルアートアベニュー 平良西里にあるホテルアートアベニュー(旧ホテル共和別館)の1階に、タイ料理など7店舗が入る「宮古横丁」が19日、プレオープンした。経済団体や観光団体など関係者らが盛大に開業を祝った。

2024年4月17日(水)8:58
8:58

専用ターミナルが完成/ビジネスジェット

CIQ施設も設置/下地島空港   三菱地所は、県が推進する下地島空港および周辺用地の利活用事業の一環として「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営およびプライベート機受け入れ事業」の一つとして、下地島空港周辺にビジネスジェット専用施設「みやこ下…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!