10/14
2024
Mon
旧暦:9月11日 先勝 庚 
政治・行政
2012年11月16日(金)9:00

担当職員が意見交換/県土地区画整理研究会

換地部会会議を宮古で開催



提起された問題について意見を交わす参加者たち=15日、ホテルニュー丸勝

提起された問題について意見を交わす参加者たち=15日、ホテルニュー丸勝

 2012年度県土地区画整理研究会(会長・小橋川聰西原町都市整備課長)換地部会が15日から宮古島で開催。日程は2日間で、初日は市内のホテルで会議を行った。県と14の市町村から担当職員39人が参加。4市町村から提起された土地区画整理事業に関する問題や疑問について、参加者が意見を交わした。



 毎年開催されている同研究会の換地部会会議には、区画整理事業で工事前の土地に対応する土地を定める換地を担当する職員らが参加。宮古島開催となった今回は、会議の冒頭で下地敏彦市長があいさつに立ち、「日ごろ行っている業務について情報交換をしてほしい」と呼び掛けた。小橋川会長は「区画整理の難しさと重要性では共通認識を持っている。この会を勉強の場となるようにしたい」とあいさつした。


 会議では、北谷町と那覇市、うるま市、中城村が問題を提起した。地権者から敷地境界にブロック塀を設置するため隣接地権者の連絡先を教えてほしいと言われた場合の対応について意見を求めた北谷町に対しては、「特定個人の情報提供は行っていない」や「相手の承諾が得られた場合のみ連絡先を教えている」などの例が報告された。


 那覇市は、土地所有者の土地使用承諾書のない墓建立申請を受理しなかったところ、そのために墓地を購入せざるを得なくなったとして損害賠償請求の訴訟が起こされた事例を提示。それに対しては「地主の承認なく申請を受け付けることはできない」、「同様の事例はないが、申請の不受理は妥当」などの意見が挙がった。


 きょう16日、参加者たちは島内視察を行う。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年10月12日(土)9:00
9:00

広島から初のチャーター便/JTA

ツアー客112人来島   日本トランスオーシャン航空(JTA)が運航する広島-宮古チャーター便が11日、宮古空港に到着した。ツアー客ら112人が2泊3日の日程で宮古観光を満喫する。同社によると11月は広島を含め4地域からチャーター便が就航するという。

2024年9月21日(土)9:00
9:00

地域クリエイターに学ぶ/商工会議所

講師に中村、安田さん/新商品開発セミナー   宮古島商工会議所は19日、地域クリエイターと一緒に考える特産品ブラッシュアップ&新商品開発セミナーを同所で開催した。中村美樹さん(クリエイティブファクトリー・パパラギ)、安田澄江さん(ミヤコブライド)らが…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!