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産業・経済
2012年12月5日(水)9:00

「島の駅」来年6月開所/パラダイスプラン

地元農水産物を直売/地域密着、ものづくり支援


島の駅建設計画を発表するパラダイスプランの西里長治社長(中央)。左は島の駅準備室の平良雄一室長、右は宮古島漁協の粟国雅博代表理事

島の駅建設計画を発表するパラダイスプランの西里長治社長(中央)。左は島の駅準備室の平良雄一室長、右は宮古島漁協の粟国雅博代表理事

 パラダイスプラン(西里長治社長)は4日、上野野原の本社で会見を開き、来年6月に島の農林水産物や特産品を直売する「島の駅みやこ」を平良久貝にオープンすると発表した。西里社長は「直売所という位置付けだけでなく、ものづくりの情報発信基地として島の宝物(素材)にスポットライトを当てたい」などと述べ、生産者、加工業、製造メーカーなどとものづくりネットワークを構築して第一次産業を押し上げていく考えを示した。島の駅では同社をはじめ宮古島漁協などが店舗を構える。初年度の売上目標は3億円。


 島の駅みやこは、平良久貝の国道390号沿いに建設する。建物の面積は約530平方㍍。駐車スペースは40台を確保した。今月中に着工し、来年5月末までには完成、6月から供用を開始する計画で、事業費は約2億円を投じる。

 店内では島で収穫された新鮮な農産物や魚介類を直売する。特産品や加工品も販売して「宮古島」をアピール。総菜やファストフードも販売し、店内には飲食コーナーを設ける。

 テナントは雪塩商品を販売する店舗をはじめ「お水屋さん」、漁協など。みやコッコ牧場の直営店としての連携を構築するほか、地元企業と意見交換しながら駅全体を充実させる。

 初年度の来客目標は30万人。地域密着型の店舗運営を展開し、地元消費者を呼び込んでいく。

 島の駅計画について西里社長は「全県的にものづくりが進歩する中、宮古のものづくりが今一つ進んでいない」と指摘。「宮古島の素材は素晴らしいので、系統立てて取り組めば大きな力を発揮する。生産者や加工業者、メーカーさんなどのパワーを結集して島の駅を運営したい。パラダイスプランの販路も使い、みんなの背中を後押ししていきたい」と意欲を示した。

 宮古島漁協の粟国雅博組合長は「新鮮かつ安全、安心な魚介類ほか研究中の加工商品も提供したい。来てくれる人に喜んでもらえる店舗運営を心掛けたい」と話した。島の駅準備室の平良雄一室長は「宮古島の食文化が楽しめるスペースにしていきたい」と話した。


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