深夜はいかい防止ポスター

宮城署長（左）が村吉さん（同２人目）に表彰状を伝達した。武島教諭（同３人目）が手にしているのが受賞作。右は照屋隆副署長と野原会長（同２人目）＝10日、宮古島署

　青少年深夜はいかい防止ポスターの部の表彰伝達式が10日、宮古署で行われ、青少年育成県民会議会長賞を受賞した村吉美咲希さん（久松中１年）に宮城英眞署長が表彰を伝達した。県民会議会長賞は最高賞の県知事賞に次ぐ表彰。村吉さんの作品は来年度の広報啓発用ポスターとして活用される。表彰式は11月20日に県庁で行われた。

　伝達式で宮城署長は「村吉さんのポスターは深夜はいかいダメというのがよく分かる。これは村吉さんが日ごろから深夜はいかいはいけないと思っている気持ちが表現されていると思う」と受賞をたたえた。

　村吉さんは「選ばれる自信はなかった。大きな賞をいただいたので、これからもっと深夜はいかいについて勉強したい」と喜びを語った。

　担任の武島功教諭は「大人だけではなく、子どもたちが自発的に防止に取り組むことは意義深い。このような機会はありがたい」と述べた。

　伝達式には宮古島地区少年補導員協議会の野原勝也会長が同席した。

　ポスターの部には全県から６７１点、宮古島では54点の応募があった。