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スポーツ 教育・文化
2010年6月13日(日)17:46

横浜FCあす来島/サッカー少年心待ち 初キャンプ、歓迎ムード高まる

応援幕を作り笑顔いっぱいの子どもたち

応援幕を作り笑顔いっぱいの子どもたち

 プロサッカーJ2の横浜FCのメンバーがあす14日、トレーニングキャンプのため宮古入りする。19日まで平良前福多目的運動場で集中的にトレーニングを行う。この間、高校生との交流試合や小学校訪問も実施。サッカー少年たちにプロの技を披露する。児童たちは応援幕やポスターを作って歓迎。あこがれのプロ選手の来島を心待ちにしている。 
 横浜FCのメンバーは14日午前10時ごろに宮古入り。空港では地元関係者が歓迎セレモニーを開く。15日から前福多目的運動場でトレーニングを行い、18日には平良第一、南、東、久松、北の5小学校を訪問し、講話やプロの技を披露する。
 
 19日午前は地元高校生と交流試合、同日午後にはサッカースクールを開く予定。
 
 宮古サッカー協会の松川英世会長は「プロのサッカーチームの宮古島キャンプは長年の夢だった。特にサッカー少年に与える刺激は大きく、心からうれしく思う」と歓迎。その上で「横浜FCの選手には豊かな自然を体感しながらトレーニングに励んでほしい。われわれサッカー協会としては次年度以降も宮古島キャンプを実施してもらえるよう万全な受け入れ体制を確立していきたい」と話した。
 
 横浜FCの来島に当たり、地元少年サッカーチームの児童たちは応援幕やポスター製作に奮闘。久松FCの子どもたちは12日午後2時から久松小学校で作業に取りかかった。
 
 応援幕を作り終えた子どもたちは満足した様子。キャプテンの陸真仁君(6年)は「横浜FCの選手から、いろいろなことを学んでうまくなりたい」と笑顔で話した。与那覇大輔君(5年)は「プロの選手の技術を近くで見たい。プロの技を見て自分もサッカーがうまくなれるように頑張りたい」と話した。
 
 コーチを務める上松朋子さんは「子どもたちにはいつも『夢があるから強くなる』と言い続けている。その夢の舞台で活躍しているプロの選手が宮古島に来てくれるということは子どもたちにとって良い刺激。プロの選手を見て、サッカーを楽しむ気持ちが大きくなると思う」と話した。
 
 作り上げた応援幕は14日、空港での歓迎セレモニーに持参。その後は選手たちの練習会場に掲示する予定。


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