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スポーツ
2013年1月5日(土)9:00

宮高、初戦突破ならず/全国高校サッカー

前橋育英(群馬)に1-5


全国大会の前橋育英戦で前線にパスを出す宮高の下地和也(右から2人目)=12月31日、浦和駒場スタジアム

全国大会の前橋育英戦で前線にパスを出す宮高の下地和也(右から2人目)=12月31日、浦和駒場スタジアム

 12月30日に開幕した高校サッカーの第91回全国選手権大会は31日、1回戦15試合を行い、県代表で出場した宮古高校は群馬代表の前橋育英に1-5で敗れ、初戦突破はならなかった。大会は3日までに3回戦を終え、島根の立正大淞南、宮崎の鵬翔、石川の星陵などが8強に進出している。


 宮高は埼玉県の浦和駒場スタジアムで前橋育英と対戦した。基本システムは宮高の4-4-2に対して前橋育英4-2-3-1の布陣。宮高は開始早々から前橋育英に攻め込まれると8分と23分に失点、2点のビハインドで前半を終えた。

 後半も前橋育英に押し込まれた。宮高は高い位置からプレスをかけてゴールを狙ったが不発。得意のカウンターも得点にはつなげられなかった。逆に前橋育英は効果的に加点し、3点を奪い試合を決めた。

 宮高は終盤に1点をもぎ取ったが大量失点が響いて1回戦で敗退。目標の初戦突破はならなかった。

 上間良哉監督は「相手は速さも強さもありすごいチームだった」と脱帽。「相手を崩す場面もあったが連続して出せなかったことが大きい。最後は力負けの部分が多く見られた」と敗戦を振り返った。

 洲鎌勝汰主将は「相手が強かった。1、2年生にはまだ時間があるので、さらに質を上げることを大事にして頑張ってほしい」と後輩たちに夢を託した。

 前橋育英の柳沢拓希主将は「宮高はカウンターが速くて怖さがあった。後半に失点したが最小限に抑えられて良かった」と話した。

 大会は5日に準々決勝を行い、12日に準決勝、14日に決勝を行う。


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