06/19
2025
Thu
旧暦:5月23日 先負 戊 
産業・経済
2013年1月22日(火)9:00

ウブシュウ大漁/伊良部

尖閣近海で1・5㌧水揚げ


大量に水揚げされたウブシュウに活気づく仲買人ら=21日、平良港

大量に水揚げされたウブシュウに活気づく仲買人ら=21日、平良港

 好天に恵まれ、冬の味覚、ウブシュウ(和名スマ・サバ科)の大漁が続いている。佐良浜漁港では21日、1・5㌧の水揚げがあり活気づいていた。伊良部と平良港で直売され、好調な売れ行きを見せている。


 ウブシュウ漁は、伊良部漁協(友利義文組合長)所属の漁船「喜翁丸」(9・9㌧、漢那一浩船長)が尖閣諸島近海の漁場で展開しており、今年に入り今月8日に1・3㌧の水揚げがあった。21日の水揚げ量を合わせると、これまでに2・8㌧の水揚げ実績があった。

 喜翁丸は19日に出漁し、片道約8時間かけて漁場に到着するという。少数で回遊するウブシュウは一本釣り漁法で操業。21日早朝、大漁旗を掲げて同漁港に戻ってきた。

 生鮮のウブシュウは1匹の重さが約3-4㌔あり、キロ当たり800円で売られた。宮古本島の仲買人らは、今が旬のウブシュウとあって大量に仕入れていた。

 仲買人の1人は「今の時期に水揚げされるウブシュウは人気が高い。荒波にもまれたウブシュウは脂が乗り、美味しい」と旬の味覚をアピールした。 

 スマ カツオに似た体形でサバ科。背側は青黒色で細い縞が多数あり、胸びれの下にある黒い点が特徴。最大で全長100㌢、重さ10㌔に成長するとされる。インド・太平洋の熱帯・亜熱帯の海域に分布する。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年6月4日(水)9:00
9:00

8月就航を市に報告/台北-下地島

スターラックス航空日本支社長   台北(桃園)-宮古(下地島)線を8月22日から就航させる、スターラックス航空日本支社の王雲翔支社長は3日、下地島エアポートマネジメントの鶴見弘一社長らと共に市役所を訪れた。砂川朗副市長に就航を報告し、台湾と宮古島、双…

2025年5月29日(木)9:00
9:00

24年度旅客数、過去最高に/下地島空港

年間49万6000人が利用/前年度実績を17%上回る   第20回下地島空港活性化協議会(会長・嘉数登市長)が28日、市役所で開かれた。同空港や宮古圏域の活性化に向けた施策の協議や同空港の現況などについて意見交換などが行われた。下地島空港の現況では2…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!