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産業・経済
2013年1月30日(水)9:00

カボチャ出荷始まる/JA取り扱い

作柄良く大玉5割


授業参観では訪れた保護者たちが授業を受けるわが子の姿に見入っていた=29日、上野中学校

授業参観では訪れた保護者たちが授業を受けるわが子の姿に見入っていた=29日、上野中学校

 JAおきなわ宮古地区営農振興センターが取り扱う2012年期作カボチャの出荷が、始まった。今期の出荷量は前期の359㌧と比べ倍増の772㌧、販売額は2億3000万円(同比倍増)を目指す。出荷時期は昨年秋の台風の影響により、平年と比べ約日遅れた。


 JAかぼちゃ専門部会の川満幸一部会長は「今期は、出荷が遅れたのが良かった。安い外国産と北海道産が、まださばけていない。本土市場における宮古産の売り出しは、2月10日をめどに始めると市場から話があった」と話し、高値販売に期待する。

 現在出荷しているカボチャは、昨年10月に植えた。今期は日照に恵まれ、果実が順調に肥大し大玉(1個1・5~2㌔)の割合は5割と、高反収が見込まれている。

 出荷計画の地区別割合は伊良部が最も多く、全体772㌧の5割(392㌧)を占めた。宮古地区全体の栽培面積は96㌶(前期比3㌶増)、農家数は154人と前期と比べ、6人増えた。

 宮古産カボチャは、「完熟」を一番のセールスポイントにする。各農家は完熟の高品質カボチャ生産のため、関係機関と連携して現地検討会を開くなど、栽培管理を徹底した。今期は果皮の色つやが良く、秀品率も高い。

 宮古におけるカボチャ生産は1980年に最盛期となり、同年のJAの数字は出荷量2683㌧、販売額6億3200に達した。その後、外国産に押され激減。02年には、63㌧に落ち込んだ。そのころ、外国産野菜に残留農薬問題が発生し、これを機に増加に転じた。07年には県の拠点産地に認定され、復活に弾みが付いた。


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