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教育・文化
2013年1月31日(木)9:00

琉球歌壇賞を受賞/歌人の伊志嶺節子さん

受賞の喜びとこれからの創作活動について意欲を示した伊志嶺節子さん=30日、本社

受賞の喜びとこれからの創作活動について意欲を示した伊志嶺節子さん=30日、本社

 第34回琉球俳壇賞・遠藤石村賞、琉球歌壇賞(主催・琉球新報社)の歌壇賞にこのほど、宮古島市出身の伊志嶺節子さん(68)が選ばれた。受賞について伊志嶺さんは「受賞を知らされた時は『えっ私が』という感じで信じられない気持ちだった。今もまだ実感がない」と少し照れた笑顔で話した。


 この歌壇賞は、琉球新報の文化面「琉球歌壇」の投稿者が対象で、昨年1年間を通して作品が採用された者から選考される。

 短歌の魅力については「日常のさまざまな出来事をスナップ写真のように言葉を選びながら表現することが魅力。これからは私の作品を読み終えた人が一歩立ち止まって考えるような作品を創りたい。これからはもっと沖縄の今や、世界の現状を歌の中に盛り込んでいきたい」と話した。

 伊志嶺さんは宮古高校卒業後、進学し学生時代に短歌と出会い、国語教師時代も創作活動を展開。退職後も短歌の仲間たちと言葉選びの日々を過ごしてきた。

 昨年12月に30年ぶりに宮古島に戻り、故郷での生活をスタートさせた伊志嶺さんに、今回のうれしい報告は届いた。

 毎年100~150作品を創作する伊志嶺さん。今後の活動については「宮古は私が住んでいたころに比べていろいろなものが大きく変化している。変化していく故郷の今と、原風景がこれからの作品に反映してくると思う。また、私は宮古の方言が話せないが、美しい故郷の言葉を勉強してこれからの作品に入れていきたい」と意欲を見せた。

 伊志嶺さんは、これまでにも第11回と15回の全九州短歌大会短歌新聞社賞やおきなわ文学賞(短歌部門二席)なども受賞している。


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