09/17
2024
Tue
旧暦:8月14日 先負 癸 
社会・全般
2013年3月8日(金)9:00

「メイドインジャパンの拠点に」/商工会議所青年部・全国大会宮古分科会

石破自民幹事長が講話


「宮古島市の将来について」をテーマに行われたフォーラム=7日、マティダ市民劇場

「宮古島市の将来について」をテーマに行われたフォーラム=7日、マティダ市民劇場

 日本商工会議所青年部第32回全国大会おきなわ那覇大会が7日に始まった。宮古特別分科会はマティダ市民劇場で自民党の石破茂幹事長の基調講演が行われ、「国益」「国家主権」「憲法」「防衛」「軍隊」などについて石破さんが自らの見解を述べた。会場には多くの市民が詰め掛け講話内容に聞き入った。


 現在の沖縄について、石破さんは「少子高齢化、電力、土地など日本が抱えるいろいろな課題をすでに乗り越えている」とし「沖縄だけが人口が増え続けており、電力(原子力発電)の問題もない。仮に事態が好転して多くの基地が返ってくるとすればそこに広大な土地が出現する」と指摘した。

 さらに「沖縄の一番の問題は第二次産業の発展がなかったことだが、地政学的に見てもアジア太平洋地域の中心的な位置にあり、いろいろな課題を乗り越えた沖縄がこれからメイドインジャパンの拠点として発展することは十分に可能。しかし、それはこの地域の独立、領土の保全、地域の人々の生命と財産が守られなければ実現できない」と述べ、独立した国家として未来を見据えることの大切を訴えた。

 そのほか、分科会の後半は、下地敏彦市長を招いて「宮古島市の将来について」と題したフォーラムも行われ、同会議所青年部の役員が農業、観光、教育について提言を行い、下地市長と意見交換を行った。

 きょう8日は会員らがゴルフやシーカヤック、ダイビングなどを楽しむほか、午後6時からは宮古の物産展と懇親会を開催する。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月14日(土)9:00
9:00

仙台からチャーター便

ツアー客123人来島/JTA   日本トランスオーシャン航空(JTA)が運航する仙台-宮古チャーター便が13日、宮古空港に到着した。ツアー客ら123人が16日まで滞在し、宮古観光を満喫する。

2024年9月10日(火)9:00
9:00

きょうから八月踊り

多良間 初日は仲筋字会 国の重要無形民俗文化財に指定されている多良間島の八月踊りが10日から始まる。初日は仲筋字会が土原(ンタバル)御願所で「正日」を行い、塩川の住民を招いて華やかな組踊などを披露する。祭りは12日までの3日間。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!