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産業・経済
2013年3月29日(金)9:00

共乾施設が本格稼働/葉タバコ

地域雇用に貢献


乾燥した葉の選別・梱包作業をする職員たち=28日、城辺の共同乾燥施設

乾燥した葉の選別・梱包作業をする職員たち=28日、城辺の共同乾燥施設

 葉タバコ共同乾燥施設の稼働が、本格化した。城辺地区葉たばこ生産組合(砂川博美組合長)が運営する共同乾燥施設では、12人が働く。ピークに入る5月上旬ごろには約50人に増える。期間中の人件費などは約3000万円を見込み、地域雇用に大きく貢献している。


 城辺の共同乾燥施設は3月20日から稼働を開始した。施設は生葉のつり込みや、乾燥葉の取り下ろし、選別・梱包などの作業で活気付いている。

 城辺地区の耕作者数は41人で、栽培面積が206㌶。反収目標は226㌔、平均キロ単価が2000円。総販売額は約9億3000万円を目指す。

 砂川組合長によると、今年は植え付け当初から少雨傾向となり生育が懸念されたが、各農家のかん水努力により、現在は豊作型で推移している。

 宮古地区では城辺、平良、狩俣、下地、来間、上野、宮国、多良間、伊良部の9施設が稼働している。9施設を合わせたピーク時の従業者数は、約170人に上る。

 共同乾燥施設は、コストの低減や適期収穫による品質向上などを目的に建設された。稼働は6月中旬ごろまで続く。


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