10/12
2024
Sat
旧暦:9月10日 赤口 己 
イベント
2013年5月7日(火)9:00

13頭のヤギが決闘/多良間ピンダアース大会

「カキーン」と角ぶつけ合い


前脚を高々と上げ戦闘意欲を見せるヤギ=4日、中央スーパー駐車場

前脚を高々と上げ戦闘意欲を見せるヤギ=4日、中央スーパー駐車場

 【多良間】多良間方言で「ピンダ」と呼ぶヤギが角をぶつけて闘う第6回「多良間島ピンダアース大会」(主催・多良間村観光協会)が4日、中央スーパー駐車場で開催された。重量級(体重70㌔以上)に5頭、中量級(同40~70㌔未満)に8頭の計13頭が出場。優勝した2頭は、化粧回しを着けて堂々と行進し大きな拍手を浴びた。

 住民や観光客ら約250人が会場を埋め、ピンダの激闘を堪能した。

 開会式で大会長の富盛玄三観光協会長は「第6回大会を、盛会に迎えることができた。観光客の皆さんにも、大勢お越しいただき感謝している。帰ったら多良間島の『ヤギの決闘』をみんなにもPRしてほしい」とあいさつした。第7回大会は、10月に行う予定。

 出場したヤギのほとんどは外来種で、大型がそろった。

 決闘はトーナメントで行い、重量級の決勝には、諸見里朝仁さんの「琉仁マブヤー号」(体重97㌔)と上地能朗さんの「アマガー号」(同77㌔)が勝ち進んだ。

 前脚を高く上げ頭を斜めに傾け、角をぶつけると「カキーン」と音が出る戦いは迫力満点。琉仁マブヤー号がアマガー号を破り、2連覇した。

 中量級の優勝は野原康弘さんの「メーテル号」(体重62㌔)、準優勝が上原信行さんの「大岩号」(同67㌔)。優勝したヤギの所有者には賞状と賞金1万円を贈った。

 島袋みどりさんは、福引きで子ヤギ1頭をゲット。「大きく育てて、大会に出します」と笑顔だった。
 じゃんけん大会では、多良間・宮古間往復船便チケットなどが当たった。

 宮古島市から友人と連休の観光で訪れた豊崎恵子さんは「タイミング良くピンダアースを見ることができた。ヤギは草食動物でおとなしいイメージだったが、こんなに闘うとはすごい」と、興奮気味に話した。

 ピンダアース大会は、島の特産品として有名な「たらまピンダ」のPRと、観光発展に役立てる目的で開催している。

化粧まわしは琉球大学工学部の玉城史朗さんと平田哲兵さん、スナック多良間の仲本勝子さんの3人が寄贈した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年10月12日(土)9:00
9:00

広島から初のチャーター便/JTA

ツアー客112人来島   日本トランスオーシャン航空(JTA)が運航する広島-宮古チャーター便が11日、宮古空港に到着した。ツアー客ら112人が2泊3日の日程で宮古観光を満喫する。同社によると11月は広島を含め4地域からチャーター便が就航するという。

2024年9月21日(土)9:00
9:00

地域クリエイターに学ぶ/商工会議所

講師に中村、安田さん/新商品開発セミナー   宮古島商工会議所は19日、地域クリエイターと一緒に考える特産品ブラッシュアップ&新商品開発セミナーを同所で開催した。中村美樹さん(クリエイティブファクトリー・パパラギ)、安田澄江さん(ミヤコブライド)らが…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!