05/15
2025
Thu
旧暦:4月17日 友引 癸 
政治・行政 社会・全般
2010年9月11日(土)10:06

ホテル棟12月15日に入札/マリン社取締役会 売買金額等次回公表へ

宮古島マリンターミナルの第43回取締役会

宮古島マリンターミナルの第43回取締役会

債権者への説明優先
 宮古島マリンターミナル(社長・下地敏彦市長)の第43回取締役会が10日、市内のホテルで開かれた。ホテル棟売却に向けた入札要項が承認されたほか、 11月10日~16日に入札参加申込を受け付け、12月15日に入札を行うことなどを決めた。売却時期は年明け1月中旬を見込む。取締役会終了後、下地市長は、売買価格など入札要項の詳細については、金融機関などの債権者に説明し理解を得た後、10月に再度開く取締役会で最終決定を行い公表する考えを示した。     
 会議冒頭以外は非公開で行われた今回の取締役会では、入札要項案と、参加申込から入札、売買契約などのスケジュール案などが協議され、承認された。
   
 スケジュールは、11月1日から入札要項の配布を開始し、同10日~16日に参加申込を受付。同17日~12月8日までは質疑受付期間とし、施設の内覧希望者は11月17日~同22日まで申込を受付、同24日~30日の間に実施する。入札は12月15日午後2時から行い、同日中に取締役会を開き落札者を決定。年明け1月に売買契約の最終決定を行い、1月中旬での売買契約の締結を目指す。
 
 入札要項では、売買金額のほか入札の方法や条件などを定めた。今回の取締役会で承認を得ながら、内容を公表しない理由として下地市長は「債権者がいるのだから、まずはその人たちに説明することが筋。了解を得てから(内容は)オープンにしたい」と語った。
   
 落札者を決める基準については「基本的には、必要な書類が整っている、最高価格の入札者になる」との考えを示した。
  
 現時点で島内外の計5社ほどから問い合わせがあるとして売却への自信を示す下地市長。「今回の取締役会で大きな山場は超えたと思っている。あとは淡々と処理をしていくだけ」との思いを述べた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年5月14日(水)9:00
9:00

「魅力的観光地の地位確立」

入域観光客数過去最高で見解/市長定例会見   嘉数登市長は13日、市役所で定例記者会見を開き、2024年度入域観光客数(推計値)が119万3000人となり、過去最高を更新(既報)したことを踏まえ「本市が国内外から注目される魅力的な観光地として地位を確…

2025年5月7日(水)9:00
9:00

思い出と共に帰路へ/宮古空港

連休最終日Uターンで混雑   最大11連休となった今年の大型連休は6日、最終日を迎え、宮古空港はUターンラッシュのピークとなった。南国の自然を満喫した観光客や里帰りでのんびりした時間を過ごした人たちが、大きな荷物と思い出を土産に「また遊びに来たい」な…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!