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産業・経済
2013年7月25日(木)9:00

パインの収穫最盛期/宮古島産

実が大きく甘いのが特徴


パインを収穫する吉本さん=24日、市内の畑

パインを収穫する吉本さん=24日、市内の畑

 宮古島産パイナップルの収穫が最盛期に入った。黄色く熟した甘い香りのパインが、各店頭にずらりと並び好調な売れ行きを見せている。今年のパインは、甘くてみずみずしく大きく実っているのが特徴。宮古の郵便局は宮古島産パインの産業化を支援するため、昨年からカタログ販売を始め、今年は2年目を迎えた。


 今年のパイン収穫は、今月上旬から始まった。「サンサン宮古島農園」の吉本光吉代表によると、1週間前まで約30個だった1日の収穫量は、21日ごろからは約200個と一気に増えた。

 収穫したパインのうち、特大サイズが2割。中には、3㌔の超特大サイズもあるという。大玉(1・6㌔~2㌔)は、化粧箱に2個入れて郵便局に出荷。特大サイズは、箱に入らないためJAのあたらす市場で販売している。
 吉本さんは「宮古のパインは酸味が少ない分、甘みを感じる。あっさりとした味は、宮古でしか出せない味」と太鼓判を押す。

 「一度買った人は、味を占めてまた買う」と店員たちが言うほど人気が高い。吉本さんは「宮古の特徴的な味には、パイン栽培に最適な中性に近い土地が影響しているのでは」と推測する。

 市農政課によると2012年の栽培面積は3・5㌶で、09年の2・5㌶と比べ1㌶増えた。甘さが評判になり市場性が高まったことや、手軽な露地栽培が面積増の主な要因とみている。栽培農家数は、14戸。パインはアルカリ土壌には向かないため栽培の際は、事前のPH分析が必要になる。

 今年の収穫は、8月上旬ごろまでを見込む。


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