産業・経済
2013年12月4日(水)9:00
岡留社長が市長表敬/日本アルコール産業
検証実験など取り組み報告
バイオエタノール製造施設の指定管理者となっている日本アルコール産業の岡留伸一郎社長が2日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね11月30日と1日に行われた第36回宮古の産業まつりへの参加報告と同施設で取り組んでいる検証実験や商品開発について意見を交換した。
岡留社長は、産業まつりで日本アルコール産業を幅広く島民にアピールできたこととバイオエタノール製造設備で現在取り組んでいる内容について報告した。
報告を受けた下地市長と長濱政治副市長は「県も宮古島市の取り組みに理解を示しており、一緒に提携しながらこの事業を成功させようと協力しているのでこれからもよろしくお願いしたい」と述べた。
宮古島市は、2012年度に国からバイオエタノール製造設備等を譲り受け、工業用アルコールの製造・販売会社の日本アルコール産業が指定管理となった。
現在、県と連携して国の実証成果を踏まえた実用化に向けた検証事業として、バイオエタノールの高効率製造やより付加価値の高い用途開発等調査や蒸留残渣液の商品開発に係る研究開発等を進めている。