飲酒運転根絶に決意/年末年始交通安全出発式
関係機関から150人参加
「醒めたはず その思い込みに 魔が潜む」をスローガンに2013年度年末・年始の交通安全県民運動(主催・市交通安全推進協議会)の出発式が20日、市中央公民館で開かれた。
宮古島地区交通安全協会や宮古島署などの関係機関が一堂に集い、運動の重点となる①飲酒運転の根絶②子どもと高齢者の交通事故防止(特に歩行者事故の防止)③二輪車の交通事故防止(特に若年者を含めマナーマップの推進)④すべての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底-に取り組んでいくことを確認した。
同運動は21日~来年1月4日までの15日間。期間中、さまざまな場所やイベントなどで交通ルールの順守と正しい交通マナーの実践を呼び掛ける。
主催者を代表して同協議会長の下地敏彦市長は「年末年始は忘年会、新年会など飲酒の機会が増える。お酒を飲んだら車を運転しない。車を運転する人に酒を勧めないなど家庭、地域で飲酒運転根絶と交通安全に対する機運を高めてほしい」と呼び掛けた。
宮古島署の宮城英眞署長は「宮古島署管内では飲酒運転で今年も81人が検挙され、今月だけでも11人が検挙されている。例年この時期は飲酒の機会が増え、飲酒絡みの犯罪も増える。この運動を通して交通ルールの順守と正しいマナーの実践を心掛けてほしい」と述べた。
最期に宮古地区交通安全協会の宮里敏男会長が「一人一人が交通ルールを順守し、命の尊さと交通事故の悲惨さを心に刻んで、みんなで交通死亡事故ゼロ2年を達成しよう」とした宣言文を読み上げ決意を示した。