県学童野球大会が開幕/県下32チーム堂々の入場
佐渡山君(東小6年)が選手宣誓/宮古勢は東、南勝ち進む
第117回(第30回古賀杯争奪)県学童軟式野球大会(主催・県野球連盟、琉球新報社)が21日、宮古島市で開幕した。県内の各地区ブロック大会を勝ち抜いた32チームが一堂に集結。市民球場での開会式に臨んだ。開会式では東少年ヤンキース主将の佐渡山大空君(東小6年)が選手宣誓した。初日の1回戦で宮古勢は東少年ヤンキースと南ファイターズが勝ち進んだ。
少年たちの熱戦は同日から繰り広げられており23日に決勝を行う。開会式では32チームの選手が堂々と入場行進し整列した。開会宣言を県野球連盟宮古支部の川満時英支部長が行い、昨年覇者の勝連双葉チーム(うるまブロック)の蔵元賢人君が優勝旗を返還した。
大会あいさつした県野球連盟の古波蔵廣会長は「この宮古のグラウンドでプレーできることはとても素晴らしいこと。皆さんを応援してくれる多くの人に感謝の気持ち、元気で精一杯頑張ってプレーすることに期待したい」と選手たちを激励した。
下地敏彦市長が歓迎の言葉を述べ、「宮古島のこのグラウンドではプロ球団のオリックスがキャンプを行っている。皆さんには日ごろの練習の成果を思う存分発揮してほしい。夢は見るものではなく、実現するものとの気持ちで一生懸命プレーし夢をかなえてほしい」と述べた。
選手宣誓を行った佐渡山君は「野球ができることの喜びに感謝の気持ちを持ち、監督、コーチ、サポートをしてくれるお父さん、お母さんや、野球ができる環境にしてくれた地域皆さんに感謝しながら、練習で強くなったチーム一丸となってプレーする」と高らかに宣誓した。
同大会は21~23日までの3日間、市民球場、市営球場、下地公園野球場、沖縄電力野球場、宮古高校野球場、北中グラウンドで試合を行い、23日に市民球場で準決勝と決勝を行って学童野球の県内1位を決定する。