今期のキビ操業開始へ/きょう宮糖多良間工場
伊良部はあすスタート
宮古製糖多良間工場(来間春誠工場長)できょう24日午後、20013~14年産サトウキビの製糖操業が宮古地区のトップを切って始まる。今期は2万3000㌧を見込む。同伊良部工場は25日、スタートする。一方、宮古本島の宮古製糖城辺工場と沖縄製糖は年明けに製糖操業を本格化させる見通し。
多良間工場では「今期は台風の影響はあったが、順調に回復し、今後の冷え込みで高品質、糖度の上昇が期待される」と予想している。24日午後1時から、操業開始式を行う。安村勇社長ら関係者らが参加し、安全操業を願う。
主力品種は農林27号と同22号。初日の原料搬入量は250㌧を予定。今期の操業日数は4月上旬までの100日余を見込む。
伊良部工場では25日午前11時から、操業開始のセレモニーを開く。安村社長や県、市などの関係者ら参加し、無事故・無災害を祈願する。
今期は前期比4000㌧増の5万6000㌧を見込む。豊作が見込まれ、今後の冷え込みに期待を寄せている。
キビ品種は農林27号が最多で次いで同15号。初日の原料搬入量は約400㌧を予想。今期の操業日数は4月上旬までの110日を予定している。