ネットなら、だいず便利/まもる君「e-Tax」PR
確定申告がスタート/宮古島税務署
宮古島税務署(齋藤栄署長)は2013年分確定申告開始日の17日、「宮古島まもる君」をe-Tax特別推進官に任命しスタートを飾った。推進官を務める期間は17日から所得税申告期限の3月17日まで。この間「ネットなら、だいず(とても)便利さいがー(だよ)」とe-Tax(国税電子申告・納税システム)の利用をPRする。
宮古島税務署管内の12年分確定申告のe-Tax利用率は81・6%と、県内では最も高い。税務署管内に作成コーナーを設け、職員が丁寧に指導しているのが伸びた一番の要因。そこで知識・技術を習得し、自宅や事業所から直接申告する人も増えた。将来100%達成を目指す。
初日はe-Tax特別推進官辞令交付式が行われ、齋藤署長が辞令を読み上げた後、まもる君の首に「推進官」の肩書きを書いた名札を掛けた。
2階の申告会場は、大勢の市民が訪れにぎわった。初日は約100人が申告し、約9割がe-Taxを利用した。
毎年のように電子申告をしているという66歳の男性は「手書きの申告は1時間かかるが、e-Taxは20分ほどで済む。間違いもない」と便利さを強調。「確定申告は1年間の締めくくりなので、終わると気分がすっきりする」と笑顔で語った。
各税の申告と納付期限は所得税と復興特別所得税が3月17日。贈与税も3月17日。個人事業者の消費税および地方消費税は3月31日。
国税庁ではホームページに「確定申告特集ページ」を設け、確定申告書作成に関する具体的な入力例やe-Taxを利用する場合の準備の説明、確定申告に必要な情報などへスムーズにアクセスできるようにしている。