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教育・文化
2014年3月22日(土)9:00

三級海技士に7人合格/国家資格

沖水高専攻科の宮総実出身


三級海技士試験に合格した(前列左から)下里君、久高君、垣花君、後列は母親が伊良部出身の山田貴喜君と伊舎堂教諭=20日、糸満市の沖縄水産高校

三級海技士試験に合格した(前列左から)下里君、久高君、垣花君、後列は母親が伊良部出身の山田貴喜君と伊舎堂教諭=20日、糸満市の沖縄水産高校

 【那覇支社】沖縄水産高校専攻科のうち漁業科・機関科の本年度修了者で、宮古総合実業高校出身の7人全員がこのほど、国家資格の三級海技士試験に合格した。海技士資格の航海分野で垣花光司君、久高翼君、下里大空君、照屋拓人君の4人、機関(内燃)分野で伊計照希君、仲宗根太地君、仲間光輝君の3人の計7人が三級海技免許を取得した。

 7人は専攻科2年の修了前に4科目の3級筆記試験をパスし、3月上旬に沖縄総合事務局で最終関門の口述試験を受験して合格を果たした。今後の進路は警察庁船舶職員を志望する1人を除き、全員が県内外の海運会社などへの就職が決定している。

 沖縄水産高校専攻科は国土交通省認定の沖縄で唯一の船舶職員(航海士・機関士)養成校。同専攻科では、水産高校や普通、専門高校を卒業後、大型船の船長や航海士、機関士を目指す生徒がより専門的な海洋技術を学ぶ。2~2年半の水産教育課程の中で約1年3カ月の沿岸・遠洋航海実習を行う。

 県外の船舶会社に就職する久高君は「口述試験に悪戦苦闘しやっとの思いで取得した資格なので、経験を積んで機関長になりたい」と話し、専攻科担任の伊舎堂英樹教諭は「免許を持つ責任感を自覚して、さらに上級資格を狙って頑張ってほしい」と7人にエールを送った。


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