02/08
2025
Sat
旧暦:1月10日 仏滅 丁 
社会・全般
2014年5月9日(金)9:00

宮古管内の被害16件/13年度海の危険生物刺咬症事故

ハブクラゲが最多の5件

 県衛生環境研究所はこのほど、2013年度ハブクラゲ等刺咬症事故件数をまとめ公表した。宮古島保健所管内は16件で、内訳はハブクラゲ5件、オニヒトデ3件、クラゲ類、カツオノエボシ、カサゴ類がそれぞれ1件ずつで、その他が5件だった。ハブクラゲとオニヒトデで全体の50%を占めた。県全体では201件で前年度の243件に比べ33件減少したが、ハブクラゲによる刺症事故は103件となり前年度よりも20件増加している。

 県内の被害総数201件のうち男性が126件、女性が75件。年齢別には10代が最も多く59件で全体の約29%を占めている。次いで20代の45件、10歳未満の43件、30代の29件、40代の11件、50代の5件、60代以上の9件だった。

 加害生物別にみるとクラゲ類などの刺胞動物が132件と最も多く、このうち51・2%にあたる103件がハブクラゲによるものだった。魚類では、オコゼ類が15件、カサゴ類が4件、ウツボ類とゴンズイで3件、アイゴ類で1件が報告された。

 被害は受傷者が遊泳中が158件ともっとも多かった。

 季節的には6~9月に集中しており、県全体では約86%がこの時期に発生した。宮古島保健所管内も同様で、全体の約75%にあたる12件がこの季節に集中した。

 県衛生環境研究所は、これからハブクラゲなどの被害が多くなる季節になるため、遊泳するときにはクラゲネットの中で泳ぐ、ウエットスーツや長袖のTシャツなどを着用して、肌の露出を少なくするよう呼び掛けている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年1月31日(金)9:00
9:00

ミス宮古島ら大歓迎/ソラシドエアに168人

大分からチャーター便   宮古島観光協会と下地島エアポートマネジメントは30日、ソラシドエアのチャーター便(大分-下地島線)で訪れた観光客らを歓迎するセレモニーを下地島空港で行った。ミス宮古島の坂田祐梨(ゆり)さんや関係職員らが168人の乗客を「よう…

2024年12月12日(木)9:00
9:00

ローズウッド来年3月開業/平良荷川取

世界的高級ホテル日本初進出/観光振興、地域活性化に期待   世界的高級ホテルチェーンの「ローズウッドホテルズ&リゾーツ」(本社香港、ソニア・チェンCEO)は、日本初進出となる「ローズウッド宮古島」を来年3月1日に開業、今月10日から同ホテル公式ウェブ…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!