03/23
2025
Sun
旧暦:2月23日 赤口 庚 
イベント
2014年5月17日(土)9:00

「精一杯踊りたい」/福島の高校生チーム

きょうエキシビジョン出演/カギマナフラin宮古島


空港で盛大な歓迎を受けた福島いわき市の好間高校フラダンスチームの生徒たち(前列)。後方は迎えた宮高ダンス部のメンバー=16日、宮古空港

空港で盛大な歓迎を受けた福島いわき市の好間高校フラダンスチームの生徒たち(前列)。後方は迎えた宮高ダンス部のメンバー=16日、宮古空港

 「カギマナフラin宮古島2014」に出場する福島県いわき市の好間高校フラダンスチームの生徒6人が16日、来島した。空港では実行委員会のメンバーや宮高ダンス部の生徒が盛大に歓迎。海を越えたフラの交流に笑顔を見せた。好間高フラダンスチームのリーダー・會川(あいかわ)桃子さんは「宮古島で精一杯踊り、交流を深めたい」と話した。

 来島したのは會川さんをはじめメンバーの鈴木媛礼那(えれな)さん、阿部美憂菜(みうな)さん、長瀬由香さん、上野花奈さん、野田紗弥華さんの6人。

 チームの名称は、「ウイラニ オーラパ」。東日本大震災後の復興と学校の活性化を目指して2013年6月に結成された。福島県内を中心に各地のイベントに出演し、優雅なフラと笑顔を届けている。

 生徒たちは午後5時すぎに到着し、実行委員会が制作した横断幕や大きな拍手で歓迎を受けた。

 大会実行委員長の長濱政治副市長は「いわき市の元気と活性化のために取り組んでいる皆さんを招くことができてうれしく思う。宮古島でリフレッシュしてさらに元気になり、また福島で頑張ってほしい」と歓迎を込めてあいさつした。

 この歓迎に好間高校の江尻雅彦教頭は、「素晴らしい大会に招いてくれたことに感謝している。生徒たちは宮古島で何ができるかを考えてきた。震災後も不平不満を言わずに耐えてきた子供たちの姿を見ていただきたい」と話した。

 宮高ダンス部の花城海斗部長は「宮古島は暖かくて自然が豊かです。短い期間だけど、一緒に楽しい思い出をつくりましょう」と元気に呼び掛けた。

 同じ高校生の歓迎の言葉に好間フラダンスチームのメンバーは大喜び。それぞれ笑顔を見せて期間中の交流を約束した。

 會川さんは「こんな大きな大会に呼んでいただいて感謝しています。フラダンスを通していわき市のことを宮古の人に知ってもらいたい。そして、復興に向けて頑張っている生徒が私たち以外にもたくさんいることを伝えたい」と話した。

 好間フラダンスチームはきょう17日のエキシビジョンのほか18日のコンペティションにも出演する。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年3月21日(金)9:00
9:00

シギラで海開き宣言

豊かな海へ、稚魚を放流/南西楽園リゾート   南西楽園リゾート(髙橋洋二会長)は20日、シギラビーチで海開きイベントを開催した。晴天に恵まれ、イベントでは稚魚の放流体験、SUPやシーカヤックなどのマリンアクティビティの無料体験があり、地域住民や観光客…

2025年3月14日(金)9:00
9:00

観光シーズン到来へ

観光協、来月6日海びらき   宮古島観光協会(吉井良介会長)は13日、同協会で記者会見し、今年の海びらきを4月6日に下地与那覇の前浜ビーチで開催すると発表した。「第47回サンゴの楽園未来まで 集まれ遊ぼう宮古島の海びらき」を皮切りに宮古島では本格的な…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!