04/18
2024
Thu
旧暦:3月10日 赤口 壬 
社会・全般
2014年6月14日(土)9:00

ゼロ災害達成へ決意/地区安全大会

100人参加、機運盛り上げ


作業の安全に決意を新たにした大会=13日、市中央公民館

作業の安全に決意を新たにした大会=13日、市中央公民館

 2014年度の宮古地区安全大会(主催・県労働基準協会宮古支部など4団体)が13日、市中央公民館で開催された。同支部会員企業の職員ら約100人が参加。労働災害の減少には「安全意識を高め、安全に対する慣れや過信を捨てて安全活動を推進することが必要」とする大会宣言を採択した。友利寛忠同協会宮古支部長は「事業主と職員が一体となって、労災防止活動に取り組みゼロ災害を達成しよう」と呼び掛けた。

 同大会は安全意識の高揚と安全活動の定着を目的に、全国安全週間(7月1日~7日)との関連で開催した。

 大会では最初に、労働災害で亡くなった労働者の冥福を祈り、1分間の黙とうをささげた。

 あいさつで友利支部長は災害は「ちょっとした不注意や気の緩みから発生する」と指摘。また、災害は身近に起こるものだとし、一人一人の気の引き締めを促した。

 南隆功宮古労働基準監督署長は、宮古地区における13年の労働災害は商業や保健衛生業などの第3次産業が全体の9割を占め、同産業の安全管理活動の遅れが安全対策上の課題になっていると報告。魅力ある職場づくりには「安全」は欠かすことはできないとした上で、「大会を機会に安全に対する機運をつなぎ・広げ・高めてほしい」と激励した。

 宮古島海上保安署の山本雅司署長が「海の安全・安心」と題して特別講演を行った。
 大会宣言に次いで「指差呼称」を行い、今後の安全活動に決意を新たにした。

 同大会は▽県労働基準協会宮古支部▽建設業労働災害防止協会県支部宮古分室▽港湾貨物運送事業労働災害防止協会沖縄総支部宮古支部▽陸上貨物運送事業労働災害防止防止協会県支部宮古分室-が主催した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年4月7日(日)8:54
8:54

海岸ごみ「ほっとけない」/500人参加しビーチクリーン

「第3回ほっとけないプロジェクト~海辺のミライをみんなで守ろう」(主催・同プロジェクト実行委員会)が6日、新城海岸で行われた。宮古島海上保安部やボランティアサークル、空手道場など各団体のメンバー、家族連れ約500人が参加しビーチクリーンを実施。発泡スチロールや…

2024年4月7日(日)8:52
8:52

大会まで1週間/歓迎ゲート完成

本番へ気合十分 第38回全日本トライアスロン宮古島大会まで残り1週間-。本番を控え、島内の各コースでは試走するトライアスリートの姿が多く見られた。開会式・表彰式の会場となるJTAドーム宮古島には「歓迎ゲート」がお目見え。ランやバイクのコース沿いには応援幕が設置…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!