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教育・文化
2014年6月29日(日)9:00

「いけばなライブ」を披露/一葉式いけ花

支所開設10周年記念で


「いけばなライブ」でステージ上に大がかりな生け花を作る家元の粕谷明弘氏(中央)と次期家元の粕谷尚弘氏=28日、マティダ市民劇場

「いけばなライブ」でステージ上に大がかりな生け花を作る家元の粕谷明弘氏(中央)と次期家元の粕谷尚弘氏=28日、マティダ市民劇場

 「一葉式いけ花」宮古島支所(斉藤葉彩支所長)の開設10周年を記念した特別公演「いけばなライブ 植 間(はな・はざま)」が28日、マティダ市民劇場で開かれた。同会家元の粕谷明弘氏と次期家元の粕谷尚弘氏が出演。2人は大勢の観客が見守る中、たくさんの宮古島の植物を組み合わせた作品でステージ上を彩った。

 同会による「いけばなライブ」は、生け手と観客が一緒になって花が生けられていく過程を共有するデモンストレーションで、同会では30年以上前から実施していて、海外公演も行っている。宮古島での公演は今回が初となった。

 何のセットされていないステージに登場した2人は、裂いた竹で編んだ大きなかご状のものに、さまざまな植物を生け、それを天井からつり下げると、続いては竹やつぼ、木材と竹を組み合わせた棚状のもの、「シンメー鍋」と呼ばれるサトウキビの絞り汁を煮込むための鍋など、さまざまなものを花器としてステージ全体に生けていった。

 2人の発想とアイデアで組み合わせられた大がかり生け花は、約2時間を掛けて完成。ステージ一面を彩る作品に、会場からは盛大な拍手が送られた。

 公演を前に、斉藤支所長があいさつに立ち、「下地高千穂に教室を開設し10年の節目を迎えることができた。励まし応援してくれた皆さんのおかげ。感謝している」と語った。


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