英語漬けで自信養う/サマーキャンプ
児童生徒62人に修了証
宮古地区小中学生イングリッシュサマーキャンプが1日、終了した。2泊3日の日程で英語漬けだった児童生徒62人の表情は充実感にあふれ、修了証を受け取ると笑顔を見せた。
宮古青少年の家で行われた同キャンプは宮古教育事務所が主催した。児童生徒の英語への関心を高めるとともに、英語コミュニケーション能力を育成することなどが狙い。7月30日午後に開講した。
子供たちは3日間、歌やゲーム、音楽などの発表などすべての活動で英語を使用。「聞く」「話す」を中心に中学校教諭やALTが指導に当たった。
閉講式では教育事務所の田場秀樹所長が一人一人に修了証を授与した。その上で「これからは発想が大事になる。ゼロから1を生み出す時代を担っていくのは皆さんだ」と励ましグローバル社会に踏み出す児童生徒の活躍に期待を込めた。
このキャンプで英語への自信をつけた子供たちの表情は晴れ晴れ。池間小中学校3年の尾崎澪さんは「このキャンプを通して友達がたくさんできたし、多くの英語を聞くことができるようになった」と笑顔。「英語を使える看護師になって外国人の患者もしっかり看護したい」と話した。
南小学校5年の上原史月輝(ふづき)君は「最初のころは全然英語をしゃべれなかったけど、このキャンプでたくさんの英語の意味を理解できた。将来、外国旅行をするときに英語を使いたい」と話していた。